ブログ・コラム
2023.11.25
住まい造りと偏りのない情報からのデザイン提案は暮らしに対して様々なシーンを生み出す大切な原点となり間取りと暮らしのイメージに派生します。
- カテゴリ:
- 設計の事・デザインの事
住まい造りについて、
偏りのない情報を集めるために
建物を計画するにあたっては、
いろいろな条件と
情報収集が必要です。
※住まい手さんの価値観と暮らしを紐解き間取りとデザインのカタチ方向性を考えます。
これらの収集とあわせて
多方面の検討をするには様々な「対話」が
重要になってきます。
対話には、
関連する「人」(利用する人、つくる人等)はいうまでもなく、
関連する「もの」(お隣の窓や植栽、遠くの景色や音)や
関連する「こと」(地域、習慣、行事等)も含まれます。
つまり、「対話」というのは、
よく聞き、よく見、よく調べ、
よく感じることなのだと思います。
僕は住まい手さんがご相談で
アトリエを訪れた際、「対話」」の際には
先入観や常識、
個人の嗜好をいったんリセットして、
まっさらな気持ちで
のぞむことを心掛けています。
これらを無条件に
受け入れるようになってしまうと、
対話の大切な部分が
失われてしまうからです。
住まい手さんの大切な
家造りの「骨格」となる「原点」考える為に
余条件や情報の収集をもとに建物の「意味」を考えます。
その「意味」は
計画する建物(住まい)にとって、
大きさや形、
開口部の位置や大きさ、
部屋の状態が
どのようにあるのが相応しいかを
指し示す基本形といえます。
家の将来性の対応も含めて、
家を使う事となる住まい手さんとの
密なる対話によって
導かれるものでなければなりません。
その検討には
技術的視点も少なからず
必要となってきます。
人の動きや間取り、
風雨をしのぐといった機能面、
形等を検討する、
そして建物が建物自身の重みや
地震、風、雪等に耐えうる
検討をする、
建物内外の環境や防災、
防犯等を多角的に検討する。
住まい手さんと
暮らしの「色」(個性、価値観)を色濃く反映して
さまざまな喜怒哀楽の時間に(暮らし、出来事)が
日々繰り広げられるシーンに、
変わらない「包容力」を持った
住まいのカタチとなるように
いつも価値観を大切に考えています。
暮らしの趣を
丁寧に考えてみませんか?
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