お問合せフォーム

ブログ・コラム

2024.01.28

家造りの計画とキッチンの重要性、家事空間としての側面と暮らしのくつろぎ空間としてのデザイン性を様々な視点から考えつつ居心地の良い住まいの空間へと昇華するライフステージの設計を丁寧に。

カテゴリ:
キッチン 収納

 

 

家づくりの計画と

キッチン計画の重要性。

 

 

LDK ldk キッチン アイランド型キッチン インテリア 注文住宅 一戸建て住宅 庭付き一戸建て 家造りのキッチン 

※建材設備メーカーPanasonic大阪ショールームキッチン空間展示

 

 

キッチンは

家庭の中心とも

言われる場所で、

毎日の食事作りや

家族とのコミュニケーションの

場として

リビングやダイニングと

一体化したLDKとして

大変重要な役割を

担っている空間。

 

快適で使いやすい

キッチンは、

家事効率を

向上させるだけでなく、

料理を楽しむ

気持ちを高めたり、

家事による負荷を軽減したり

過ごす時間にとって

良い意味で

付加価値と繋がります。

 

また、

キッチンは

住まい全体の

デザインや機能性に

大きく影響を与えるため、

家づくりの際には

特に注意が必要だと

考えています。

 

適切な設計や

選択を行うことで、

長く愛着を持って

使い続けられる

素晴らしいキッチン空間が

実現できます。

 

キッチンの種類や機能

エリア、

設備の選び方、

デザインのポイントなど色々。

 

キッチンは

形状や機能によって

いくつかの種類に

分類されます。

 

それぞれの特徴を理解し、

自分のライフスタイルや

家族構成に合ったタイプを

選ぶことが大切。

 

対面式キッチンは、

キッチンカウンターと

リビングスペースが

向かい合わせに

配置されたタイプの

キッチン。

 

家族との

コミュニケーションが

取りやすく、

料理をしながら

リビングを見渡せるため、

子育て世代でも

居心地の良い空間になります。

 

アイランドキッチンは、

キッチンカウンターが

中央に配置され、

周囲を自由に

動き回れるタイプのキッチン。

 

開放感があり、

調理スペースが広いため、

料理を楽しむ方や

家族と一緒に

料理をしたい方にも

適しています。

 

L字型キッチン、

キッチン設備が

部屋の角に沿って

L字状に配置されたタイプの

キッチン。

 

コンパクトで

効率的な動線が特徴で、

限られたスペースでも

快適に調理ができるため、

一人暮らしや

二人暮らしにおすすめです。

 

U字型キッチンは、

キッチン設備が

部屋の三方向に配置され、

U字状を

形成するタイプの

キッチン。

 

収納スペースが豊富で、

調理エリアと

洗いエリアが

分かれているため、

効率的な作業が可能になります。

 

広いキッチンスペースが

確保できる場合に

適しています。

 

キッチンの機能エリア

 

快適なキッチンを

実現するためには、

各機能エリアの

配置や使い勝手を

考慮することが大切。

 

調理エリアは、

食材の切り分けや

調理を行うスペース。

 

コンロや調理台、

調理器具の

収納スペースが必要です。

 

調理エリアを

計画する際は、

調理時の家事動線や

作業スペースの

適切な広さを考慮し、

それぞれのキッチンを

使う人に対して

快適に調理ができる環境を

整える空間に。

 

洗いエリアは、

食器や調理器具を

洗うスペース。

 

シンクや食洗機が

設置されますが

シンクの大きさや

水栓の機能、

食洗機の

設置位置などを考慮し、

効率的な洗い作業が

できるように

カスタマイズが重要。

 

収納エリアは、

食材や調理器具、

食器を収納するスペース。

 

引き出しや棚、

キャビネットなど、

自分に無理のない状態で

使い勝手の良い

収納方法を選ぶことが

重要です。

 

また、

収納エリアは、

使用頻度や

カテゴリー別に整理し、

取り出しやすさを

考慮して配置する事がポイント。

 

食器・カトラリーエリアは、

食事の準備や

片付けがスムーズに行えるよう、

食卓や洗いエリアから

アクセスしやすい場所に

設置することが

ポイントです。

 

また、

食器棚やカトラリートレイなど、

整理整頓がしやすい

収納方法を

選ぶことが重要。

 

これらの機能エリアを

バランス良く配置し、

自分のライフスタイルや

家族構成に合った

キッチンの計画を行うことで、

快適で使い勝手の良い

疲れにくい家事空間としての

キッチンが実現可能になります。

 

キッチンの設備と選び方。

 

システムキッチンと

カスタムキッチンの違い。

 

システムキッチンは、

メーカーが提供する

一連のキッチン

設備をまとめたもので、

統一感のあるデザインや

使い勝手が特徴です。

 

一方、

カスタムキッチン(オーダーキッチン)は、

個別の設備を組み合わせて

オリジナルのキッチンを

作る方法です。

 

システムキッチンは

手軽で比較的低コストですが、

カスタムキッチン(オーダーキッチン)は

自由度が高く、

個別のニーズに合わせた

デザインや設計が可能です。

 

コンロの種類と選び方。

 

ガスコンロは、

プロパンガスや

都市ガスを使用して

火力を得るタイプのコンロ。

 

火力が強く、

調整がしやすいため、

料理の幅が広がります。

 

しかし、

ガスの供給や設置環境に

制約がある場合もあります。

 

IHコンロは、

電磁誘導方式で

調理器具を

直接加熱するタイプの

コンロ。

 

熱効率が高く、

エネルギー消費が少ないのが

特徴です。

 

また、

火を使わないため、

そういう意味での

安全性が高く、

手入れも比較的簡単です。

 

ただし、

専用の調理器具が必要。

 

電気コンロは、

電気抵抗で

熱を発生させるタイプの

コンロです。

 

設置が簡単で、

どのような環境でも

利用できるのが特徴。

 

しかし、

加熱までの時間が長く、

エネルギー消費が大きいため、

維持費が高くなる傾向があります。

 

換気扇の選び方。

換気扇は、

調理時に発生する

油煙や臭いを

排出するための設備。

 

消音性や排気効率、

使い勝手にも関連する

デザインなどを

考慮して選ぶことがポイント。

 

また、

手入れがしやすいタイプや、

エネルギー消費が

少ないタイプもありますので、

自分のニーズに合ったものを

選ぶことが重要です。

 

シンクの種類と選び方。

シンクは、

食器や調理器具を

洗うための

重要な設備です。

 

シンクの素材には

ステンレス、

人工大理石、

陶器などがあり、

それぞれに

特徴やメリットがあります。

 

また、

シンクの大きさや形状、

深さを考慮し、

使い勝手やデザイン性の検討が

ポイントになります。

 

二槽式シンクや

シンクに取り付けられる

アクセサリーもありますので、

自分のライフスタイルに

合わせて選定の範囲を

確認する事も大切。

 

海釣り等をして魚をさばく場合は

二層式シンクの方が便利ですし

特殊包丁を使う事が

メインになるので

専用シンクを考えたり

趣味を兼ねたキッチンを

普段使いとは別に

ドライキッチンとして

計画することもお勧めです。

 

キッチンの収納スペースは、

効率的な調理作業や

整理整頓に

大きく影響します。

 

使用頻度に応じた収納

よく使う調理器具や

食材は手前に、

滅多に使わないものは

奥に収納することで、

取り出しやすさを

向上させることができます。

 

収納方法の工夫

引き出し式や

扉付きのキャビネット、

オープン棚など、

アイテムごとに

最適な収納方法を

選定しておくことも重要です。

 

また、

使わないような

デッドスペースを

活用するアイデアも

役立ちます。

 

収納量の見積もり

あらかじめ

収納すべきアイテムの量を

見積もり、

必要な収納スペースを

確保するように。

 

また、

将来的な収納ニーズも考慮して、

余裕を持ったスペースを。

 

折れ戸を使った

パントリーは、

ペットの侵入を

防ぐ効果が高いので、

ペット共生住宅には

オススメです。

 

キッチンデザインのポイント。

キッチンのレイアウトは、

作業効率や

使い勝手に

大きく影響します。

 

調理エリア、

洗いエリア、

収納エリアなどの

機能エリアを

適切に配置し、

動線を

スムーズにする事が重要。

 

また、

家族構成や

ライフスタイルに合わせて、

オープンキッチンや

対面式キッチンなどの

スタイルを選ぶことも

選択肢となります。

 

色と素材の選び方。

キッチンの色や素材は、

空間の雰囲気を

大きく左右します。

 

明るい色は

清潔感を演出し、

暗い色は

落ち着いた

雰囲気を与えます。

 

素材にも木材、

ステンレス、

ガラスなど

さまざまな

選択肢があります。

 

自分の好みや

インテリアスタイルに合わせて、

統一感のあるデザインを。

 

照明の工夫。

キッチンの照明は、

作業のしやすさや

空間の印象に

影響を与えます。

 

まず、

調理エリアには

十分な明るさのある照明を設置。

 

また、

間接照明や

ペンダントライトなどを

利用して、

空間全体の

明るさや雰囲気を

調整することも

効果的です。

 

ライティングダクトを使うと、

照明器具や

コンセントの追加が

自由にできるので、

空間の変化を生み出したり

住環境をデザインするのに

便利です。

 

キッチンの床材は、

水や油に強く、

手入れが簡単なものが

望ましいです。

 

タイルやビニール床材、

人工大理石などを

選択肢とすることも可能です。

 

また、

床材の色やデザイン、

素材等も

空間の雰囲気に

影響しますので、

全体のインテリアに合わせて

選ぶ事も重要。

 

キッチンカウンターの高さは、

調理作業のしやすさに

大きく影響します。

 

一般的には、

身長や作業姿勢に合わせて

適切な高さを

選ぶことが重要です。

 

また、

カウンターのデザインや

素材も空間の

印象を左右します。

 

使い勝手や

デザイン性を兼ね備えた

素材を選ぶことが

重要です。

 

木材や人工大理石、

ステンレスなど、

耐久性やメンテナンス性を

考慮して素材を選ぶように。

 

また、

カウンターの形状や

エッジのデザインも、

キッチン空間の

スタイルに合わせて

検討することが

望ましいです。

 

キッチンデザインの

ポイントを押さえることで、

機能性とデザイン性を

兼ね備えた

理想のキッチン空間を

実現する事が

可能になります。

 

自分のライフスタイルや

好みを考慮しながら、

快適で使い勝手の良い

キッチンの方向性を

イメージとして知るように。

 

エコなキッチンの工夫。

 

省エネ設備の選び方。

エコなキッチンを

実現するためには、

省エネ設備の選び方が重要。

 

コンロや照明、

冷蔵庫などの家電製品は、

エネルギー消費効率が

高いものを

選ぶことが望ましいです。

 

また、

製品のエネルギー

消費効率を示す

エネルギー消費効率ラベルや

エコマークを参考に、

環境に配慮した選択もポイントです。

 

ウォーターセーブ機能の活用。

水道水の節約にも

エコなキッチンの

工夫が求められます。

 

蛇口に

ウォーターセーブ機能を

搭載することで、

水の流れをコントロールし、

無駄な水の使用を

抑えることができます。

 

また、

食洗機の利用も

効率的な

水の使用につながります。

 

自然光と通気性の確保。

エコなキッチンでは、

自然光と通気性を

確保することも重要です。

 

一般的な窓や

採光専用窓等設置することで、

自然光を取り入れ、

照明の使用を

計画的に

減らすことができます。

 

また、

自然光は明るい雰囲気を演出し、

ある意味

快適なキッチン空間を

実現します。

 

通気性も確保することで、

室内の空気を

新鮮に保ち、

湿気や臭いを

抑えることができます。

 

窓の位置やサイズと

換気扇の性能を検討。

 

エコなキッチンの工夫を

取り入れることで、

環境に配慮しながら

快適なキッチンライフを

楽しむことができます。

 

省エネ設備の選び方や

ウォーターセーブ機能の活用、

自然光と

通気性の確保など、

さまざまな面から

エコなキッチンを

実現できると思います。

 

キッチンづくりの

ポイント再確認。

 

○キッチンの基本構成

 キッチンの種類や

 機能エリアを理解し、

 自分のライフスタイルに合った

 キッチンを選ぶ。

 

○設備と選び方

 システムキッチンと

 カスタムキッチンの違いを

 把握し、

 適切なコンロ、換気扇、

 シンク、収納スペースを選ぶ。

 

○キッチンデザインのポイント

 レイアウトや色、素材、

 照明、床材、

 カウンターの高さと

 デザインを考慮して、

 機能性とデザイン性を

 兼ね備えたキッチンを作り上げる。

 

○エコなキッチンの工夫

 省エネ設備の選び方、

 ウォーターセーブ機能の活用、

 自然光と通気性の確保を意識して、

 環境に配慮したキッチンづくりを行う。

 

理想のキッチンをつくるためには、

自分のライフスタイルや

家族構成、

好みを考慮しながら、

機能性とデザイン性を

兼ね備えた空間を。

 

また、

専門家といっても

実際に家事やキッチンを使って

普段から調理や片付けを

行っている意見を

参考にすることが有益です。

 

企業マニュアル参考の

ペーパー調理ではない専門家ですよ

それを踏まえたプロの

視点を取り入れる事で、

さらに理想的な

キッチン空間を実現できます。

 

最後に、

キッチンづくりは

一度きりではありません。

 

自分のライフスタイルが

変わることもあるため、

柔軟な発想で

変化に対応できる

LDK空間と

キッチンを目指ように。

 

そうする事で

理想のキッチン空間は、

より快適で

楽しい時間を

過ごす場所となります。

 

暮らしに程よい

余白あるデザインの提案を。

 

住まいのリフォーム・リノベーション

模様替えや増改築について

ご相談・ご質問・ご依頼は

■やまぐち建築設計室■

ホームぺージ・Contact/お問い合わせフォームから

気軽にご連絡ください。

-------------------------------------

■やまぐち建築設計室■

 建築家 山口哲央

奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

https://www.y-kenchiku.jp/

-------------------------------------

BACK

ブログトップへもどる