ブログ・コラム
2024.03.03
庭と一体の住宅という暮らしを想う佇まいの設計と外部空間を間取りと共に考える事によって生まれる風景の心地を豊かさのあるものとなるように外観と共にある庭、窓から見える風景。
- カテゴリ:
- 設計の事・デザインの事
庭と一体の住宅という佇まい。
住宅の外観と暮らしの雰囲気を
一番左右する要素、
それは庭・・・・・外構(エクステリア)です。
言葉(文字)が少し乱暴に思えるかもしれませんが
ありきたりな家屋でも、
庭の植栽や塀などの
構えの印象のおかげで、
住む人の教養や品位が感じられ、
良い雰囲気を行き交う人に与えます。
そんな「佇まいのよい住宅」は
好ましく思えます。
外からの見え方だけでなくて、
室内にとっても外構は有効です。
植えられた木々や植物、オブジェや塀等は
外部からの視線を遮り、
窓からの景色を生み出します。
毎日の朝食の時に眺める窓から、
豊かな緑のある庭を眺められるのと、
南側信仰で
LDKから大きな窓を設けても
ガレージや道路に
直面してしまう暮らし、
車のお尻しか見えないのとでは、
どれほど暮らしの潤いに
違いが出るかは
言うまでもありません。
※車が趣味である場合はあえて見えるように設計する場合もあります
庭という家と暮らしの構成、
家と一体化する風景の考え方を
間取りの計画段階から
丁寧に考えてみませんか?。
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建築家 山口哲央
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