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ブログ・コラム

2024.04.08

インテリアの印象を左右する壁材の選択とデザインで変化する空間の心地とイメージ、過ごし方に程よい空間となるように素材や建築材料の選択肢も設計とデザインの趣には大切な構成要素。

カテゴリ:
インテリア デザイン 家具

 

インテリアの印象を左右する、

壁材について。

 

 

和モダンをイメージした暮らしの空間に箔ガラスの壁と木の風合いをモダンにイメージしたクールジャパンデザインの壁材の提案設計

※緑の箔ガラスを使用した壁と無垢素材加工の木の風合いある壁材を融合した玄関ホールの空間事例

 

部屋の印象を決めるとき、

大きな要素となる「壁」。

 

床もそうですが

大きな面積を占めるため、

どのような色にするかは勿論、

どんな素材を選ぶかで、

雰囲気はがらりと変わります。

 

内装の壁材についても、

それぞれの特徴や

メリット・デメリットについて

間取と共に考えておくことは大切です。

 

ホテルライクな和モダンの空間を表現したLDK空間、壁には壁紙とLIXILのエコカラットを採用してミックスモダンな空間を設計提案

※ホテルライクな空間をイメージしたLKD空間の提案、壁には壁紙以外に様々な素材要素を提案

 

家づくりや

内装のリフォームを

考えている人や

部屋の印象を変えたいと

お考えの皆さまの

参考になれば幸いです。

 

内装の壁材には、

一般的には

どのような種類があるのか?。

 

和モダンのデザイナーズ住宅を意識したホテルライクな空間提案

※LDK空間の間取りにアルコーブのような空間を設けてもう一つのダイング空間の提案には壁に木の味わいを提案

 

 

色や柄といったデザインだけでなく、

素材や+αの機能性など、

様々な種類がある内装の壁材。

 

アーバンスタイルなホテルライクをイメージした水回りのトイレ空間のデザイン提案ミックスモザイクのタイルを使い壁紙とも融合

※タイル・壁紙・珪藻土タイルをミックスさせて空間に独特のホテルライクをデザインしたトイレ空間

 

 

どのような選択をするべきなのか

悩んでしまうという人も

少なくありません。

 

主に内装に使われる

4種類の壁材。

「壁紙(クロス)」

「塗り壁」

「木材」

「タイル」について

少し書いてみたいと思います。

 

最もポピュラーで

選択肢が多い「壁紙(クロス)」。

 

内装の壁材として

最も使用されています。

 

施工(工事)が比較的簡単なため、

費用を抑えられるというのも

大きな理由のひとつです。

 

クロスの中でも人気が高いのが、

安価で手入れがしやすく、

種類豊富な「ビニールクロス」。

 

様々な色柄や質感、

素材がありデザイン性が豊富なので、

部屋の雰囲気や

好みのイメージに合わせて

選ぶことが可能です。

 

また、

消臭効果や調湿効果など

機能性を持たせた

壁紙(クロス)もあります。

 

ただし、

壁をビニールで覆ってしまうため、

そういった意味での

デメリットがあることも

覚えておいた方が良いです。

 

高級感を演出したい場合は、

素材の風合いを生かした

「和紙クロス」や「布クロス」

がおすすめですが、

ビニールクロスに比べて

高価でもあり

工事にも特殊な技術も必要で

施工に手間もかかります。

 

ですが「手に入れる空間」と「費用」が

バランスとして成立するのであれば

選択するべきだと思います。

 

皆さんにも馴染みの多い「塗り壁」は、

独特の質感が魅力。

自然素材を原料とし、

左官職人が

現場で丁寧に

塗りつけていく「塗り壁」は、

日本で古くから

建築に使われてきた

馴染み深い内装材です。

 

そのため日本の気候や風土に

適していて、

一般的に調湿性や断熱性、

防火性、防音性などに

優れています。

 

種類が豊富なうえ、

同じ素材でも

職人の塗り方によって

様々な質感やデザインを

楽しむことができるのも魅力。

 

内装材として

代表的なのは、「珪藻土」と「漆喰」。

 

珪藻土。

珪藻という

植物性プランクトンの

化石が主原料で、

ざらざらとした肌触りが特徴。

 

調湿性が高く、

バスマットや

コースターなどにも使用されています。

 

デメリットとして挙げられるのは、

吸水性があるため

飲みものや醤油などをこぼしたときに

シミになりやすいこと、

摩擦によって

粒子が落ちやすいことなどです。

 

漆喰。

消石灰を使った壁材で、

耐久性があるため

内装から外装まで

幅広く使われています。

 

ツルッとした仕上がりと

高い強度が特徴です。

 

伸縮性が少なく

小さなひび割れ(クラック)が

入ってしまいやすいという

デメリットも。

 

優しい風合いに

癒やされる「木材」。

 

構造材や床材として

使われている木材ですが、

壁にも使用することができます。

 

木材ならではの

優しい風合いと

温もり感が楽しめます。

 

壁に使う木材には

「無垢材」と「合板」があり、

より木の雰囲気を楽しみたい

高級感を出したい

という場合は「無垢材」がおすすめ。

 

ナチュラルな雰囲気うあ

モダンな雰囲気にしたい

という場合は、

「合板系」を

選択するのもひとつです。

 

優れた調湿性能や

リラックス効果などの

メリットがある反面、

壁紙(クロス)に比べて

費用が割高であることや、

無垢材の場合は反りや割れが生じたり、

メンテナンスに

手間がかかるなどの

デメリットがあります。

 

ですが、

それをデメリットだと考えるのか

寧ろ味わいとして捉えるのか?

によって空間に使う素材の持つ

魅力の意味も価値観により変わります。

 

耐久性・耐水性に優れた

「タイル」。

 

カラーや形のバリエーションが豊富で、

光沢のあるものから

マットなものまで

質感も様々なタイルは、

デザインの自由度の

高さが魅力。

 

組み合わせによって、

オリジナルの

デザインを楽しむこともできます。

 

水や汚れに強いため

キッチンや洗面所、玄関等

水回りに使われることも多く、

キッチンカウンターなどの一部分を

タイルにするだけで

雰囲気も随分変化します。

 

ただしコストがかかるため、

あまりに面積を広くしてしまうと

予算オーバーになる可能性も

高くなります。

 

提案として

内装のアクセントとして

使用するケースもあります。

 

部屋の雰囲気を

大きく左右する壁は、

住まいの大切な要素のひとつ。

 

ひと口に壁材といっても、

紹介した以外にも

様々な素材があります。

 

それぞれの素材の

メリット・デメリットを

よく理解してから

選ぶことが重要です。

 

また、

デザイン性だけでなく、

機能面やコスト、

メンテナンスなども

考慮しておくことが大切です。

 

自分たちの暮らしにとって

どのような仕上がりが

充実度を増す空間になるのか?

 

様々な選択肢の違いを

イメージしておくことは大切です。

 

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)

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