ブログ・コラム
2024.06.26
インテリアプランニングで暮らしのイメージを考えながら間取りと家具を並行して考える事で過ごしやすさが上質になるように。
- カテゴリ:
- インテリア デザイン 家具
「インテリアプランニング」で
間違いの無いコーディネートを。
※間取り提案と共に家具インテリアイメージを具体化する提案CG事例
家具選びの不安を解消するように。
家具はある程度の期間
使用し続けることが前提であり、
仮に少々の傷みがあっても
決定的な不便が無い限りは
そのまま使い続けることも
珍しくありません。
結果として
何十年という期間を
使い続けているケースも
よく見かけます。
だからこそ
サイズが大きすぎた(小さすぎた)
住まいとイメージが合わない
といったことは
避けたいものです。
しかし、
服や靴とは違って
試着を行うことで事前に確かめる、
というようなことが
なかなか難しいものでもあります。
一部では購入前の
レンタルも可能な
家具販売店も出てきており、
サブスクリプションでの
家具レンタルなどの選択肢も
広がってはいますが、
そこまで一般的ではない以上、
やはり事前の入念な確認は
非常に重要です。
サイズの確認・デザインや、
色合いと住まいの相性
既存の家具とのバランス。
そのような心配事を
解消できる手段のひとつが
「インテリアプランニング」です。
インテリアプランニングとは
インテリア=内装をプラン(計画)する
という意味合いですが、
まさに家具を中心として
住空間をどのように
かたちづくっていくかを
考えていくものです。
家具単体で考えるのではなくて
部屋や暮らしに対して
どのように考えるのか?。
そこで行われることは
多岐にわたります。
家具の適切なサイズを確認する
そのうえで有益な
レイアウト案を選定する。
床や建具・内装・設備との
相性を見ながら
家具のデザインや
色合いを決めていくことも
含まれます。
照明はそのデザインや
機能以外に
どこにあると有益かも重要です。
照明の適切な位置も
この流れから
導き出すことができます。
さらには
家具より先に決めることもありますが
カーテンなどの
選定ポイントにもなります。
局地的な確認から、
空間全体のコーディネートまで
描くことができるのが
インテリアプランニングと言えます。
インテリアプランニングで
サイズの確認家具選びの際には
デザインやカラーの選定も
非常に重要ですが、
それ以上にサイズの選定も重要です。
それはどのカテゴリーの
家具においても同様であり、
せっかくの家具も
それ次第では
見た目も使い勝手も
著しく落ち込んでしまいます。
反対に空間に対して
適切なサイズの家具であれば
決して高級なものや
デザイン性に優れたものでなくても、
程よく馴染み
心地よい空間にセッティングできるものです。
また、
自身の事情に応じた
適正サイズであることは
使い勝手を高めます。
さらに住まいの中での
生活動線をしっかり確保でき、
家具同士や建具・設備などとも
適切な距離を確保できている
あるいは接しているサイズの
家具がある暮らしは
快適で質の高いものとなります。
インテリアプランニングにおける
サイズ選定や提案の主な手掛かりは
「間取り図面」です。
縮尺を合わせ、
個々の暮らしの事情も
鑑みながら
家具同士のスペーシングや
動線の確保を見ていきながら
適切な家具サイズを
導き出していきます。
他にも実際の空間を採寸する、
型紙を置くといった
実地での
プランニング方法もあります。
インテリアプランニングで
最適なレイアウトを見つける
「生活動線」という言葉。
これは日常生活を送るなかで
人が回遊するための
スペースを指します。
これがしっかり
とれていればいるほど
家事などの効率も上がり、
暮らしのクオリティは上がります。
逆に生活動線が
上手く確保できていないと
ちょっとした移動もしづらくなり、
小さなストレスが
散見する暮らしとなります。
この生活動線を
上手く作り出すために重要であり、
空間自体の見え方も
左右するのがレイアウトです。
分かりやすく言えば
テーブルは空間のどこに置くか、
それは縦方向か横方向か?。
ソファはテーブルと
壁際に置くのか
部屋の中央に置くのか、
テレビボードは
ソファの正面に配置するかそれとも・・・。
という「家具の置き方」。
このレイアウト次第で
置くことができる
家具のサイズも変わります。
また、
家具の配置は
それ次第で同じ空間を
広く見せることもできる一方で
狭く見せてしまう
リスクもはらみます。
このレイアウトを決めるのに
有効なインテリアプランニングの手段としては
実物のサイズ感を
体感する事も重要なのですが、
同時に空間をイメージする
3DCGをによる「3Dシミュレーション」も有効です。
上から見た間取り状況で
全体を確認することも重要ですが、
自身の暮らす予定の空間を再現して
雰囲気等を確認するという
手法も重要です。
レイアウトについても
あくまで画面上ではありますが
家具の配置の方向や
場所を事前に確認できることは
イメージが湧きやすくなります。
同時に空間そのものを
表現しているものなので
ここにこれを置いたら
どう見えるのだろう。
カーテンはこの色を選ぶと
印象はどうなるのか
といった全体のコーディネートにも
役立つものとなります。
家具を事前に知ったうえで
適切なインテリアプランニングを行ってから
最終的に家具を選ぶことで、
見て、使って心地よい暮らしに
近づくことになります。
住まいや家具は
暮らしの為の道具的な
要素があるもので、
そこに使い勝手の良さが
あることは必須です。
同時に美的要素も
多分に含むものである以上、
見て美しいという点は
軽視できません。
その両面を
高いレベルで叶えるための
手段としての
インテリアプランニング。
そこから空間のイメージを考えつつ
多々の手段で
適切な家具選び、
住まいづくりをお手伝いします。
暮らしのイメージを丁寧に。
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