ブログ・コラム
2024.12.23
平屋の家の魅力、メリット・デメリットを考えつつも、土地選びの基準や建築コストを抑える考え方も、暮らしの理想を意識しながら暮らし方の現実も再構築する平屋建て住宅、住まいの設計提案。
- カテゴリ:
- 平屋の家
平屋の家、
これからの住まい方を
考えるということ。
※二階建ての開放感を活用したビルトインガレージ付きの平屋の家イメージ提案CG実例
「平屋の家」に関しての
ご相談の比率が増えています。
※山小屋・駅舎をモチーフにしたミニマムライフを楽しむ平屋の家イメージ提案CG実例
その背景には、
少子高齢化や
ライフスタイル
生活の変化、
さらには環境問題への
意識の高まりがあります。
広がりのある一層の空間で、
家族とのつながりを
重視するという
考え方もありますが
将来的なライフスタイルの変化や
日常を真剣に考えた結果
というケースも。
そういった意味でも
平屋建てが
見直されています。
では、
平屋にはどのような
メリットがあり、
どのような
課題があるのでしょうか?。
平屋の魅力・・・・・。
シンプルで機能的な空間設計
平屋の最大の魅力は、
すべての空間が
1階に収まることです。
階段を
必要としないため、
移動がスムーズで、
子どもから高齢者まで
どの世代にも
活用しやすくなります。
※ホームエレベーターを採用しない場合
人の移動が関連する
動線の良さ・・・・・。
生活動線や
家事動線が短く、
日々の生活が
効率的に行えることが
ポイント。
例えばですが、
キッチン、リビング、
寝室をコンパクトに
配置することで、
日常的な家事の負担を
大幅に軽減できます。
広がりを感じる空間。
平屋では、
吹き抜けや大きな窓を
取り入れることで、
視覚的な広がりを
意識しやすくなります。
また、
庭と一体化した
空間設計により、
四季の移ろいを
庭と近い距離感で
意識できる暮らしが
実現します。
平屋の課題と
その解決法・・・・・。
一方で、
平屋には土地面積や
コストなど、
克服すべき課題も
存在します。
しかし、
計画の工夫次第で
これらの問題を
解消することができます。
(1) 土地面積の確保が必要
平屋は1階建てのため、
同じ床面積を
確保するには
敷地が広いことが必要です。
郊外や地方の土地の場合は
比較的広い土地を
選定する事が可能です。
特に奈良県で計画の場合は
その地域を絞る際には
いろいろなアドバイスが
可能です。
※地域性と生活環境を考える事。
(2) 建築コストが高くなる?。
平屋建ての場合、
屋根や基礎の
面積が広がるため、
建築コストが
2階建てよりも
高くなる場合があります。
しかし、
シンプルな間取りや
素材の選択肢で、
コストを効率化できます。
平屋の特徴を活用して
部屋の仕切りを少なくする、
床暖房などの
一体型設備を導入する
窓の位置とサイズを絞る、
そうことで、
シンプルながら
機能的な空間をつくる。
平屋に向く人、
向かない人・・・・・。
平屋が向いている
ケースとしては、
子育て世帯(階段の危険がない)
高齢者や
将来を見据えた
バリアフリー住宅を求める人。
広い土地を確保できる
郊外や地方での
暮らしを考える人。
平屋が向かない場合。
都市部での
土地コストが高い場合。
スペースを
最大限に活用したい人
※2階建ての方が床面積を増やしやすい
平屋を建てる前に
考えるべきこと・・・・・。
地域の気候に合った設計。
平屋は
屋根面積が広いため、
断熱や防水対策が
重要です。
例えば、
暑い地域では
庇を長くして
日差しを遮るデザインが
効果的です。
将来のライフスタイルの
変化を想定する。
家族構成の変化や
趣味の空間確保など、
可変性を持たせる設計を
心掛けることが大切です。
「平屋の家」がもたらす暮らし。
環境への配慮。
平屋はエネルギー効率が良く、
屋根を活用した
太陽光発電の設置が
二階建てよりも
容易です。
また、
自然素材や
パッシブデザインを
家造りに
取り入れることで、
よりサステナブルな
住まいを目指せます。
心地よい暮らしの追求。
無駄のないシンプルな空間が、
ミニマリスト的な
ライフスタイルにも
マッチします。
庭と一体化した
デザインにより、
自然との調和を
より近くに
感じられる点も
魅力です。
平屋で理想の住まいと
暮らしを手に入れる・・・・・。
平屋は、
機能性とデザイン性を
兼ね備えた、
これからの時代に
マッチした住まい方と
言えます。
家族のつながりや
自然との調和を
重視する方にとって、
平屋は理想的な
選択肢の一つです。
自分達にちょうどいい
「平屋の家」で、
心地よい暮らしを
始めてみませんか?
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