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ブログ・コラム

2025.02.13

四季を味わいながら暮らす心地よい住まいの環境提案、間取りだけではなくて周辺要素と暮らしの環境を地域の気候風土を読み解きながら奈良での暮らしの心地を和の要素からモダンに引き継ぎながら提案する設計の付加価値。

カテゴリ:
家造りの最初の段階での選択肢

四季を感じる家づくり、

奈良独特の

気候風土を活かした住まい。

 

高級和モダン住宅の佇まいと奈良だから実現する暮らしの豊かさを取り入れた設計デザインと間取りの工夫

奈良の気候風土を

最大限に活かしながら、

四季折々の

美しさを感じられる

住まいづくりを大切に。

奈良県磯城郡田原本町に建つ高級和モダンの家、邸宅の設計に必要な暮らしの価値観と趣のある設計デザインを和モダンの佇まいで丁寧に味わうように

四季を快適に

過ごすための建築的工夫や

自然との共生をテーマに

考える暮らしの場としての

家造り・・・・・。

平屋建てのように見える二階建ての家、和の佇まいをモダンにキープする設計デザインの勘所提案

ホームページや

InstagramDMでの

ご相談でも「暮らしの環境」との

付き合い方に

いろいろとお悩みを

持っておられる方も多いので

少しそういった意味で

このブログでも

家造りの視点から

それらの内容を

書いてみたいと思います。

タイル張りと瓦屋根の外観がモダンに融合する和風の数寄屋建て住宅をイメージする斬新な高級住宅の設計、社長の家を手掛ける奈良県の設計事務所

住まいの新築

リノベーション・リフォームを

お考えの皆さまにとって、

有益な情報となれば幸いです。

 

奈良の風土に寄り添う

建築と環境設計とは?

外部からの外観デザインとしての軒下とたたき土間、石張りの通路アプローチを持つ和の数寄屋と情緒を持つモダンな暮らしの提案、旅館のように暮らす家

奈良は夏の蒸し暑さや

冬の底冷えなど、

年間を通じて

寒暖差が大きい気候が特徴です。

 

奈良盆地と呼ばれる地域や

標高の高い宇陀市方面や

奈良県南部や中南和等

北部との差も

南北に細長い

奈良県独特の環境があります。

 

また、

梅雨や台風シーズンには

多雨・多湿が避けられません。

 

このような気候風土を踏まえ、

最適な間取りや

断熱・気密性能、

通風計画を考慮することが、

快適に暮らす事の出来る

住まいへの第一歩です。

 

断熱・気密。

夏の暑さや

冬の寒さから

室内環境を保護し、

省エネ性能を高める基本対策。

 

通風経路の確保。

その計画地によって

適切な方向に

窓を設けて風の流れを作り、

自然換気を積極的に活用。

 

日射コントロール。

深い軒や庇(ひさし)で

強い直射日光を遮りつつ、

冬には低い角度の陽を取り込む。

 

これらの手法は、

奈良だけに

限った事ではありませんが

風土と四季の移ろいを

上手に取り入れるために

欠かせません。

風景として味わいながら建物の和風の情緒と佇まいを生み出す中庭のある家

夏の暑さ・冬の寒さを

和らげる建築的工夫・・・・・。

 

夏の暑さ対策として

風を呼び込むデザイン。

 

奈良の夏は

湿度と気温の高さが

体に堪えます。

 

エアコンだけに頼らず、

風通しを間取りプラン

設計段階から考えることで

省エネかつ

快適な生活を実現できます。

 

開口(窓)の配置。

リビングやダイニングだけに

限定せずに

適切な位置関係に

開口(窓)を設け、

風が通り抜けるルートをつくる。

 

庇や軒の深さ・・・・・。

高い位置から差し込む

夏の直射日光を遮り、

室内の温度上昇を抑制する。

 

冬の寒さ対策。

断熱性能と陽光の活用・・・・・。

冬の底冷えを防ぐためには、

断熱・気密性能の向上と、

日射取得の

バランスが肝心です。

 

オシャレでモダンな窓の提案設計、フルオーダーメイドだから可能になるデザインと居心地の可能性

断熱材の選定。

高断熱材や二重サッシ、

最近ではトリプルガラス(三重サッシ)

Low-Eガラスなどを活用し、

室内の保温性を確保。

 

但しトリプルガラスに関しては

開閉時の重さに

注意が必要。

 

日射角度の活用。

冬は低い角度から

陽光が差し込むため、

窓の配置・大きさを計画して

自然の熱源を

取り込みやすい設計にする。

 

これらをバランスよく

組み合わせることで、

冬でも室内に

やわらかな陽だまりが生まれ、

心地よく暮らせます。

 

よくInstagramやThreads、

X等でも

「これさえやっておけば」という

表記をしている

アカウントがありますが

一つの事で

すべてが整う訳じゃありません、

冷静に判断してください。

 

四季を楽しむための

内と外のつながり・・・・・。

 

LDKと広い庭を繋ぐウッドデッキのある住まいの提案、モダンな暮らしの風景に庭で過ごす時間の豊かさを提案する設計デザイン

庭やテラスの活用、

季節の移ろいを身近に。

 

四季を豊かに感じる住まいには、

庭やテラス、

ウッドデッキ、

土間など

半屋外空間の活用が

効果的です。

 

植栽や花壇を設ければ、

春は桜や新緑、

秋は紅葉など、

季節ごとに違った景色を

楽しめます。

 

開口部を大きくとる。

リビングやダイニング

又は日頃いる場所で

開放感や眺めを

味わいたい場所から

屋外の景色を

パノラマ的に眺められるようにし、

四季の彩りを

インテリアの一部に・・・・・。

 

フレキシブルな使い方。

屋外空間に

リビングが「延長」したような

イメージを持たせると、

バーベキューや

ティータイムなど

多彩なシーンで活躍します。

 

奈良ならではの和モダン要素。

奈良には、

寺社仏閣や町家など

伝統建築が

数多く残っています。

 

そこから学ぶことのできる

「軒の深さ」や「縁側・回廊」

「障子・襖(ふすま)」といった

和の要素は、

四季の光や風を

柔らかく取り入れるうえでも

優秀です。

広い縁側、広縁と越前和紙の障子、超仕上げの桧の床が奏でる心地よい暮らしの空間と和の繊細な心地よさ

障子や襖。

自然光を拡散し、

室内にやわらかな陰影を生む。

 

縁側や広縁・回廊。

外とつながる

半屋外空間として

デザインすると、

季節の味わいを楽しめる

プライベートスペースになる。

広縁・縁側から眺める心地よい中庭の風景を廊下や通路としての縁側・広縁ではなく過ごす部屋の価値として高める間取りとデザインの効能設計

和とモダンデザインを

ミックスした

和モダンの住まいは、

奈良の雰囲気とも相性が良く、

落ち着きと

現代的な快適性を

両立できます。

 

四季を感じる大開口のリビング。

土地の特徴と

周辺の環境を読み解き

適切な方位に向けて

大きく開け放てる窓を設計し、

夏は涼風を取り込み、

冬は柔らかな陽射しで暖かく。

 

軒の深さを最適化し、

日射コントロールを

しやすいように工夫

 ウッドデッキと繋がるダイニング

 

内と外を

シームレスにつなげることで、

季節の家庭内イベント

バーベキュー、ブランチ

夕涼みなどを

楽しめる空間に・・・・・。

 

床レベルの統一や

段差の緩和で、

バリアフリーにも配慮。

 

地元工務店や職人との連携。

奈良独自の気候や

土壌に精通した

工務店・職人と手を組むことで、

伝統的技法を

取り入れながらも

現代の生活に

フィットした住まいを。

 

図面や計画の内容を

確実に具現化出来るように。

 

皆さんの仕事と同じように

工務店や職人さんにも

得意なもの、苦手なものがあります。

 

上手下手だけではくて

ご自身の仕事にも置き換えて考えると

分かる事があるかと思います。

 

メンテナンスや

アフターフォローまで

トータルでサポートし、

長く快適に

住み続けられるよう配慮。

 

四季を感じる

住まいづくりを通じて

得られる価値・・・・・。

 

季節ごとの心地よさ。

蒸し暑い夏でも

自然の風を上手に取り込み、

底冷えの冬でも

暖かな陽だまりを満喫できるように。

 

ライフスタイルの充実。

庭先での

ガーデニングや

テラスでの季節行事など、

日常の中に

豊かな時間が生まれるように。

 

省エネ・エコロジー。

断熱・気密、

通風・日射コントロールによる

冷暖房費の削減で、

家計にも環境に

もやさしい住まいに。

 

四季を通じて愛着が深まる家へ。

四季を感じる家づくりは、

奈良の風土や

伝統文化と寄り添いながら、

住まう人の暮らしを

より豊かにする

アプローチの一つの手法です。

 

夏の暑さ・冬の寒さを

丁寧に対策し、

自然の光や

風を取り入れる設計は、

一つの価値観として

家族が快適に過ごす事が出来る

永く愛せる住まいを

実現する鍵となります。

 

注文住宅だからこそ

可能になる新築は勿論、

リフォーム・リノベーションでも

四季を楽しむ要素を

取り入れた

間取りとプランの検討。

 

それらの付加価値の意味を

暮しに取り込み

奈良の風景と共鳴し、

住むほどに

愛着が増していく住まいを

考えてみませんか?。

 

四季のよさを

感覚で味わいながら、

心地よい暮らしのカタチを丁寧に。

 

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■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
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