ブログ・コラム
2023.06.30
建物の間取りと同様に大切な敷地・外部の間取り計画・外構・庭の計画性で佇まいだけではなくて窓から見える風景と共に上質な暮らしの充実度の設計とデザイン。
- カテゴリ:
- 家 住まい 間取り プラン
よく考えた住まいは暮しが楽しくなる
家の間取りと庭の間取り・・・・・。
※外構を含んだ外観提案イメージCGパース
家づくりで
最も力が入ることのひとつに
家の間取りがあるかと思います。
「家づくり=家の間取り」ほどに
考えている方も多いと思います。
※前庭・外観・ガレージ・門屋などを含んだファサードイメージ提案CG・設計計画時の大切な暮らしの質に対する提案
しかし、
洗濯物を干す場所や
駐車スペース、自転車置き場など
玄関の位置とや窓から見える風景等
大きく関連する「敷地の間取り」も、
住み始めてから「しまった」となりがちな問題。
心地よい暮らしや快適な生活環境は
家の中だけでは成り立ちません。
必ず外部との関わりの中で営まれます。
そこでひとつの目安として、
敷地の間取りをわかりやすく
5つに分割して考えてみるとその意味わかりやすくなります。
「家」/敷地の間取りでは「家」も間取りの一部と考えます
「庭」/バーベキューや家庭菜園など楽しみ方のある庭
「駐車スペース」/来客の駐車スペースや、数台考慮しておく。
「前庭」/門から玄関までのアプローチや玄関ポーチの事ですから家の顔にもなるので雰囲気を大切に考えたい空間。
「サービスヤード」/洗濯物を干したり物置を設置したりと生活感が出る空間なので「前庭」との位置関係も考える必要があります。
こうしてみると「敷地の間取り」が
家づくりに大きな影響を及ぼすことがよく分かります。
家のデザインや面積は敷地の形によりますし、
道路との関係にも左右されます。
良い条件ばかりではないかもしれませんが、
敷地と敷地の周囲環境を
じっくり分析して、
敷地を有効活用できる間取りを
検討していくことがいかに住環境に影響があるのか?
暮らし方と趣に外構・庭の考え方は重要です。
窓から見える風景の心地とともに
暮らしの充実度を上質に変化させる
外構の間取りとデザイン。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央