ブログ・コラム
2023.07.27
二世帯住宅という選択肢と暮らし方の提案、実家リフォームにより2世帯の暮らしを心地よく程よい距離感でデザインするように。
- カテゴリ:
- 設計の事・デザインの事
よく考えた住まいは暮しが楽しくなる、
二世帯住宅で暮らすという選択肢・・・・・。
※リノベーション前の二階・デザイン提案時の間取り鳥瞰イメージ図
最近メールでのご相談で
二世帯住宅のご質問が多いので
少し過去事例のご紹介を。
リノベーション+二世帯住宅化
ご実家をリフォームしての
1階親世帯、2階子世帯、
玄関共有での
水回り機能は完全分離した
二世帯住宅化の実例デザイン提案です。
※リノベーション工事用の為の解体が済んだ後の現場・新しく構造補強を施しながら工事中の様子/今から5年以上前の現場です
もう5年以上前のリノベーション案件ですが
雑誌にも取り上げられたりした
「実家リノベーション」での「二世帯住宅」。
※リノベーション後の二階・デザイン提案時の間取り鳥瞰イメージ図
玄関に入り、
玄関ホールを中継して
親世帯はそのまま1階を利用。
新しく計画した2階の子世帯ゾーンは
階段を上って新しく子世帯用のエリアに入る為の扉を。
そして間取りは構造要素を残して
木組み(骨組み)の状態まで解体して
暮らしのゾーニングを新しく組む設計で。
LDK空間はできるだけ余白を残して
広さを意識的に感じる構成に。
目に見えるゾーンと
少し隠れて見えなくなるゾーンを
あえて設ける事で
見通しが効きつつ「奥に何か広がっている意識」になるように
間取り構成をで事案しています。
部屋名を決めずに可能性をイメージできるよう
場所の定義だけをして
暮らし方の相談を進めて
間取りを子世帯に融合した住まいに。
※リフォームが終わり、二世帯同居が始まってから住まい手さんよりいただいたご感想
個室化するゾーンと
一体化させるゾーンを組み合わせつつ
過ごしやすさを生み出すカタチの提案。
暮らしを見直す時間は
過ごし方をより良くする為の時間だと考えています。
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