ブログ・コラム
2023.10.20
自分たちの家を大切に使い育むという気持ちが生まれるような暮らしと気持ちのエッセンスをデザインする住まいの設計提案。
- カテゴリ:
- 和モダン思想
暮らしに手を掛ける事が
喜びとなる
住まいの在り方を提案するように。
※和風住宅・数寄屋の趣を丁寧に表現した住まいの提案設計事例
絵や植物を飾るといった
日々のことから
大掛かりな手入れまで・・・・・。
住まい手に
もっと手を掛けて
自分たちの居場所をよりよくしたい
という思いを
持ち続けてもらえる家が、
よい家なのだと
僕は思っています。
※和風住宅・数寄屋の趣を丁寧に表現した住まいの提案設計事例
そうやって長く愛される家
であるためには、
快適で安心できる拠り所として
ずっとそこにあり続けられる強さと、
その時々の状況に応じて
柔軟に変わることができる
軽やかさを併せ持つことが
とても大切。
安心できる強さは、
高い性能を持つ構造と
その劣化への対策、
長年の風雨に耐え得る
雨仕舞などの各部の納まり、
一年を通して
快適さを保つ
温熱環境設計などから
成り立ちます。
勿論、家は性能だけではなくて
前提条件です。
※和風住宅・数寄屋の趣を丁寧に表現した住まいの提案設計事例
また柔軟な軽やかさは、
将来的なプラン変更や
増築/減築、
日々進化する設備の更新を
想定しつつ
それを容易にしておくことや、
季節や天候に応じて
窓を開けたり日を遮ったりできる、
自然環境に対して
能動的に呼応する建築的設えを
用意することなどで実現されます。
住まい手さんに
楽しみながら手を掛け続けたいと
思ってもらえるような、
密度が高く、
同時にイマジネーションを
喚起するような
余白をもった設計とデザインを
施すようにカタチの構築を
目指しています。
「カタチ」を通して
考える設計の結果として
出来上がった間取りや仕様・仕上げなどの
提案や選択肢、
デザインは建物自体と同じくらい、
そこに至ったプロセスも
大切だと考えています。
設計の過程では、
自分たちの思い描く生き方が
徐々に図面やスケッチ、
模型といった「カタチの表現」となっていき、
そしてその「カタチ」が
改めて住まい手さんに
問いかけるという
プロセスが繰り返されます。
そしてそのプロセスは
建物が建って終わりではなく、
移り住んだ後も
実際の空間に身をおきながら、
思考と実践の繰り返しとして
続いていきます。
住まい手さんには、
設計を通して
経験した「かカタチを通して
考え続けること、
そしてそれが建物が建った後
も続いていくプロセスそのものを、
その後の人生と暮らしの喜びとして
享受していただきたいと
思っています。
ただ上品に、上質にという意味ではなくて
僕は「暮らしを丁寧に」とは
そういう意味で住まい手さんに
お話しさせていただいています。
丁寧な暮らしは
そのうえで
品位を持つようになりますから。
心地よい暮らしの拠り所を
イメージしてみませんか?
新築やリフォーム
家づくりのご相談・ご質問は
土地探し等に関しても
ホームページのContact・お問合わせより
気軽にご連絡ください
---------------------------------------
やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
■ホーム―ページ■
https://www.y-kenchiku.jp/
---------------------------------------