ブログ・コラム
2023.11.20
家の間取りと敷地の間取り、住宅の間取り計画と同時に考える庭のある暮らし、駐車スペースや玄関までのアプローチ、風景の愉しみ等、家全体と暮らしの快適性を中と外から設計デザインする計画は大切。
- カテゴリ:
- 間取り・動線・家事・プラン
家の間取りと敷地(土地)の間取りについて。
このブログでもよく書いていますが、
家の間取りは重要なのですが
同時に土地(敷地)の計画にも
大切な間取りの考え方・・・・・。
※建築計画と共に外構(庭計画)デザイン提案CG事例
家づくりで最も力が入ることのひとつに
「家の間取り」があります。
※住宅の設計と連動した外構(庭)エクステリア計画の提案事例(初期案)
「家づくり=家の間取り」という程に
考えている方も多い事だと思います。
しかし、
駐車スペースの事、
洗濯物を干す場所(部屋干しやバルコニーベランダも検討)、
遊ぶ庭のスペース、
道路から玄関までのアプローチ、
バックヤードのようなスペース等
「敷地の間取り」も、
住み始めてから「しまった」となりがちな問題。
※道路から見上げた家と庭の外観(ファサード)
建築プラン(建物の間取り)の重要度と同じほど
庭の間取りも大切。
※道路から見上げた前庭アプローチ周辺
快適な暮らしの環境として
生活は家の中だけでは成り立ちませんから。
必ず外部との関わりの中で
生活は営まれます。
窓の有無で気分的な
息苦しさも変わります・・・・・。
そこでひとつの目安として、
敷地の間取りを区分して考えてみるように。
(1)「家」/敷地の間取りでは「家」も間取りの一部と考えます。
(2)「庭」/バーベキューや家庭菜園など楽しみ方はいろいろです。
(3)「駐車スペース」/来客の駐車スペースや、
将来的に自動車の入れ替えや台数の変化も考慮
(4)「前庭」/門から玄関までのアプローチや玄関ポーチ。
家の顔にもなるので雰囲気を大切に考えたい空間。
(5)「サービスヤード」/洗濯物を干したり物置を設置したり
生活感が出る空間なので「前庭」との位置関係も考える必要があります。
こうしてみると「敷地の間取り」が
家づくりに大きな影響を及ぼすことが
よく分かると思います。
家のデザインや面積は
敷地の形によりますし、
道路との関係にも左右されます。
良い条件ばかりではないかもしれませんが、
敷地と敷地の周囲環境を
じっくり分析する打ち合わせは重要で、
敷地をどのように建築的な見解で
有効活用できる間取りとなるのか?
外と中をイメージした打ち合わせは
本当に大切。
外構(庭)の計画が
後々の計画であったとしても
ある程度のところまで
計画できる暮らしの
イメージを持っておくことで
家のレイアウトも窓の位置関係も
勿論・・・玄関や勝手口も変わりますから。
過ごし方をイメージした
住まいづくりを丁寧に。
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