ブログ・コラム
2024.01.13
暮らし方の価値観を丁寧に、リビングアクセス階段のある間取りと暮らしから生活の充実度を考えるように、吹き抜け空間と程よく融合する住まいのカタチと暮らしの充実度のデザイン提案。
- カテゴリ:
- 間取り・動線・家事・プラン
暮らし方の価値観と
家族の距離感を
どのように考えるのか?
※DENをイメージしてLDKに
小上がり空間をデザインして
リビング階段の中継空間を設計した過去事例
家族の接続空間として
リビングから考える間取り。
間取りの要になるリビング。
リビングは現代の「お茶の間」であり
住まいの中心ともいえますね。
そんなリビングですが、
近年では
リビング、ダイニング、キッチンの
部屋としての
間仕切りがない
ワンルーム形式の「オープンLDK」を
選択肢に入れる事も
多いかと思います。
※DENをイメージしてLDKに
小上がり空間をデザインして
リビング階段の中継空間を設計した過去事例
また、
家族構成によって
必要性が異なる「リビング階段」ですが、
コミュニケーションや
暮らし方、
プラスワンの空間として
考えて階段を取り入れています。
※シンプルモダンな空間に溶け込むように
リビング階段をデザインした過去事例
階段下はDENをデザインして
フリーのワークスペース兼家事スペース
※シンプルモダンな空間に溶け込むように
リビング階段をデザインした過去事例
階段下はDENをデザインして
フリーのワークスペース兼家事スペース
※シンプルモダンな空間に溶け込むように
リビング階段をデザインした過去事例
吹抜け空間と階段は空間を
広く奥行きを持つつつ
シンプルに感じるデザインに提案
その場合は
吹抜けリビングとしての
バランスも大切です。
リビング階段とは、
家族が集まる
リビングの中に
階段がある間取り。
そのため、
子どもが学校から帰ってきたときや
遊びに行くときなど、
子どもの出入りが分かりやすく、
コミュニケーションが
取りやすいという
メリットがあります。
しかし、
その反面も考えておく必要性はあります。
リビングで暖められた空気が
2階に逃げるため、
暖房の効率が悪いという
デメリットもあります。
これは吹抜けリビングも同様です。
そのあたりは性能面や
間取りの工夫でメリットへ
変換する事は十分可能です。
音の反響や伝わり方も含めて。
「カタチ」や「憧れ」は
もちろん大切ですが、
まずメリットとデメリットを
よく理解して
しっかり対策をしておきたいですね。
ちなみに、
リビングを考える上で
よくありがちなのは収納問題。
リビングは
家族のくつろぎの場でもあるので、
それぞれが
趣味や用事を持ち込みます。
放っておくと
ついモノが増え、
いつの間にか
散らかり放題になりかねません。
リビングこそ
空間を利用した収納を
充実させておきたいものです。
つくり付けの壁収納や
床下収納、
各図為の壁や扉の工夫など
様々な「隠せる収納」と「見せる収納」。
こちらも空間の価値を変換する
工夫の一つ。
様々な価値観を考えながら
住むことに付加価値のある
家となるように
それぞれの家族にとって
大切な空間を
イメージする事は大切です。
家族との寛ぎの時間や
個人でくつろぐ時間
それぞれの過ごし方を
無理なく、
リラックスタイムが
快適で楽しい時間になる
リビングを演出できるように
間取りの付加価値と
紐づけは大切です。
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