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ブログ・コラム

2024.07.23

暮らしと間取りと生活環境設計の工夫で過ごしやすさにも関連するソファを美しく見せることで空間の心地も印象も随分変化します。 そのうえで リビング等のソファを 使いやすくする「レイアウト」のコツ。

カテゴリ:
家具と暮らしとインテリアコーディネート

 

暮らしと間取りと生活環境の工夫、

過ごしやすさにも関連する

ソファを美しく見せることで

空間の心地も印象も随分変化します。

 

モダンな暮らしの提案設計実例のインテリアプラン、シンプルな空間のところどころに意図的にフォーカルポイントを設けて住まい手さんにとって付加価値の高い過ごしやすいリビング空間となるようにインテリアコーディネートも含めて間取り設計の提案

※インテリアコーディネート設計・シンプルモダンな空間に住まい手さんにとっての過ごしやすさと心地良さを家具からも提案

 

そのうえで

リビング等のソファを

使いやすくする「レイアウト」のコツ。

 

リビングエリアの中でも

大きなスペースを占めるソファ。

 

様々なデザインや種類がありますが、

このソファ選びと

レイアウト次第で

空間の見え方や

過ごし方は大きく変わります。

 

住まいの設計相談時の

住まい手さんでも

 

〇カウチソファが希望ですが

どんなサイズがよいのか分からない

〇リビングで家族4人で

寛ぎたいのですが

どんなレイアウトが良いか

といったご質問も多く、

家造りの前段階で

当然ですがやはり

その類のお悩みは

多いのだなと感じます。

 

間取りや部屋の広さ、

さらには家族構成や

過ごし方によっても

最適なスタイルは異なります。

 

家造りの際に

考えるべきソファを選ぶ際の

サイズの見極め方と

レイアウトについて、

どのような効果を

空間に与えることができるかを

少し書いてみたいと思います。

 

暮らしに適した

ソファのサイズを選ぶ。

 

ソファのサイズ選びは

部屋の広さや人数だけでなく、

どのように過ごしたいか?

という目的も

考慮して選んだ方が良いもの。

 

必ずしも居住人員が多いから

大きいソファが良い

という訳でもありません。

 

例えばですが

3人家族だからと3人掛けを選ぶ。

 

皆で並んで過ごすことは

仲良く団欒を過ごす

イメージがありますよね。

 

ただ、

横一列に並ぶと

意外と会話がしづらかったり、

中央に座る人は

肘掛を使用できず、

皆が必ずしも

居心地が良い訳ではありません。

 

むしろ2人掛けソファにプラスして、

1人掛けソファを

L字になるように配置した方が

コミュニケーションもしやすく、

それぞれがゆったりと

座れるメリットもあります。

 

当然、

空間との相性や

広さの問題もあり、

全てのリビングで

そのレイアウトが

叶うわけではありませんが、

ゆったり過ごすために

居住人員以上の大きさの

ソファを選ぶことがあるように、

「過ごし方」や「快適性」を

考えたレイアウトを

考慮してサイズ選びを

行うと良いという事です。

 

部屋全体のバランス感を大切に。

先に書いたように

ソファのサイズやレイアウト決めには

空間全体との

バランスを考えることも大切です。

 

当然、

空間の広さに対して

ソファそのものが

大きすぎてもいけませんし、

広々とした空間には

それ相応の

大きさのものが無いと

全体のバランスを

損なってしまいます。

 

配置の仕方や場所も重要です。

 

例えば、

ソファを腰窓の前や

壁際に置いた際には

左右に適度な空間が余ったほうが

バランスよく見えます。

 

更にはソファの横に

スタンドライトや観葉植物、

サイドテーブルが

置けるぐらいゆったり感があると、

適度な余白が空間に生まれ、

奥行感が生まれる=広く見えるのと同時に、

インテリアエレメントによる

空間のグレードアップや

快適性に繋がります。

 

腰窓の前に置く場合は、

窓の幅とのバランスや

中央部の揃え方も

綺麗に見せるための

ポイントとなります。

 

ソファそのものの「高さ」も

大きなポイントです。

 

ハイバック(背もたれが高い)のソファなどは、

配置する場所によっては

高さがあることによって

圧迫感が生まれたり、

いわゆる「壁」「仕切」となることで

空間の連続性や

広さが無くなったりします。

 

窓部の前に配置する場合には

開け閉めの邪魔に

なることもありますし

日々のストレスにもなります。

 

使い勝手をかんがえると

そのような場合は

床からの

高さを抑えたタイプを

選ぶことをお勧めします。

 

壁際に寄せて

配置する際のポイントは

ソファを壁に寄せて

レイアウトすると

空間全体を有効に使え、

床面積が多く見えることで

空間全体が

広く感じられるのがメリットです。

 

プラスしてソファの前に

ラグを敷くことで

空間全体が締まり、

自然な「ゾーニング」も

可能になります。

 

そういったレイアウトの場合には、

ソファの張地と壁の色の相性も

ポイントとなります。

 

白い壁の前に

白基調のソファを置く。

 

基本的にこうすることで

空間全体は広く見えるものです。

 

ただ、

壁とソファが

同じ雰囲気になることで

全体が単調に見えてしまうリスクも。

 

このような場合には

クッションに

はっきりした色や柄を持ってきたり、

素材感が異なる(例えば凹凸があるなど)

カバーリングを選ぶと

立体感が出て、

空間にメリハリが生まれます。

 

また、

リビングに広さを

感じることができない場合には

できるだけ部屋の隅に

ソファを寄せたくなりますが、

あまりピタッと壁につけてしまうより、

ほんの少し壁とソファの間に

スペースを空けて置くと

余裕が感じられ、

バランスよく見えるようになります。

 

併せてレイアウトする

観葉植物やスタンド照明など幅は

小さくても背の高いものを置くことで、

高低差によるメリハリと

「フォーカルポイント」を空間につくり、

より広く見せるような

視線を誘導が可能になります。

 

部屋の中央に配置する際に

気を付けることとは

壁際に収納がある場合や、

窓やテレビとの位置関係によっては、

ソファをLDの中央に、

つまりダイニングに背を向けるように、

空間の間仕切り的な

役割も兼ねて

レイアウトすることも

多くみられます。

 

また、面積の大きな

リビングなどはソファを

壁際に寄せてしまうことで、

空間の余白が

大きくなりすぎて

バランスが悪く見えることも。

 

これはソファに限った話ではなく

「家具を置く場所」と

「余白スペースの割合」を

考えることは

「見え方」「暮らし方」を

家具を含んで考えるうえで

ポイントにもなります。

 

中央にソファを置くと

圧迫感が出て狭く見えるのでは?と

ソファを部屋の

真ん中に置くことに

抵抗のある人もいるかと思います。

 

しかし、

先に書いたように

背もたれの低いソファなら

それはあまり気にならないです。

 

さらに床部からの

浮き・余白のある「脚」を

もったものであれば、

逆に空間の面積を

広く感じさせてくれる

効果もあります。

 

このレイアウトの場合、

ラグなどのエレメント使いで

全体のまとまり感を

つくることが

重要なポイントとなります。

 

また、

ソファを中央に

配置するときに気になるのが

ソファの背面のデザイン。

 

背面が見えることも想定した

スッキリしたデザインのものが

空間に圧迫感を与えることなく

レイアウトできて良いかと思います。

 

ソファ背面を

有効に使うという意味では、

本体背面に寄せて

高さが同じか低めの収納家具などを

置くこともよくお話ししています。

 

ソファを2台組み合わせる場合には

複数でソファに座る場合、

1列に並びながら

会話するのは難しいもの。

 

そこで2人掛け+1人掛けなどで

L字に置きましょう

という話は冒頭でも書きました。

 

L字だけでなく、

2台を向かい合わせに

配置するという「応接室」スタイルも

ややフォーマルな感じで

空間を引き締めますし

家族の関係性によっは

その方が落ち着くというケースもあります。

 

しかし一般的に多いのは

L字スタイルのソファ配置。

 

斜め45度の対面性が

リラックス感のある

自然なコミュニケートを

可能にしてくれます。

 

コーナー部分には

テーブルや間接照明、

大きなグリーンなどを置くと

印象が大きく変わります。

 

おそろいのタイプを揃えるのでなく、

敢えて異なる

デザインを並べることで

空間のメリハリも生まれ、

過ごし方の好みを

満足させることもできます。

 

意外と奥深いソファの事、

デザイン、大きさ、レイアウト。

 

いつも目に入り、

暮らしの空間では

主役級となる家具です。

 

見え方・快適性

もちろん耐久性や

メンテナンス性もとても重要。

 

家造りの間取り計画前にも

こういったお話を踏まえ、

多種多様なご提案が可能になるよう

暮らし全般を設計しています。

 

寛ぎの時間を

充実したものにする第一歩として、

家の新築や

リフォームに限った事ではなくて

模様替えや家具コーディネート等の際にも

気軽にご相談下さい。

 

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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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