ブログ・コラム
2024.11.03
暮らしの趣と過ごし方とリビングのイメージを提案する家具コーディネートと間取りとのバランス提案、住まいでの居心地の良さの要素を整理整頓しながらそれぞれの暮らしの価値観に融合する過ごしやすい家の空間構成要素を提案。
- カテゴリ:
- 家具と暮らしとインテリアコーディネート
魅力的でありつつ
それぞれの暮らしの価値観に融合した
建築空間と
インテリアの素材と選択肢。
※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム
居心地の良さを生み出す
意識部分からの設計提案を丁寧に。
この日はYAMADA×IDC大塚家具
大阪南港ショールームに
住まい手さんを
ご案内させていただき
インテリアの打ち合わせを。
家で過ごす時間を丁寧に。
※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム
個室でもそうですが
リビングで過ごす時間を
もっと豊かにしたい
という気持ちを持たれている
住まい手さんは
多いかと思います。
絶対的な条件ではありませんが
リビングは
比較的家族が集まり、
リラックスできる場所であると同時に、
友人や来客をもてなす
空間でもあります。
窓から見える風景もそうですが
特にリビングの中心に配置される
ソファとその周りのインテリアは、
部屋の雰囲気や
居心地を大きく左右する
重要な要素です。
リビングにどんなソファを選ぶべきか?
インテリアはどのように整えるべきか?
※YAMADA×IDC大塚家具大阪南港ショールーム
実際にソファやテーブルなどの
色や質感、座り心地など
心地よいと感じる
要素の整理整頓も
住まいの設計には大切です。
そういう意味もあり
僕は建築の構成の中に
家具やインテリアを織り交ぜながら
暮らしの提案を
考えるようにしています。
インテリア構成の提案について
すこし書いてみたいと思います。
ソファ選びの基本として
スタイルと機能のバランスを。
ソファはリビングの
中心的な存在になりやすい家具です。
スタイルと
機能のバランスを取ることが、
長く愛用できる
ソファを選ぶための基本です。
スタイルに合わせた選び方
まず、
リビング全体の
テイストを決めることが
大切です。
例えば、
モダンな空間には
シンプルで直線的なデザインが
映えますし、
ナチュラル系のリビングには
木製フレームや
布地のソファがよく合います。
勿論「モダン」にも
様々な要素がありますので
それにどのように
組み合わせるべきなのかも
重要視しながら。
北欧スタイルのインテリアには、
温かみのある
パステルカラーのソファや、
柔らかいカーブの
デザインが推奨されます。
機能性を考える
ソファの利用目的も
考慮する事は大切です。
家族で毎日使うのであれば、
耐久性と座り心地を
優先することが重要。
また、
リクライニング機能が
ついたタイプや、
収納スペースが
内蔵されている
スピーカーを
内蔵しているような
ソファもありますので
機能性の目的も意識する事で
随分使い勝手も変わります。
さらに、
来客が多い場合には、
引き出して
ベッドにできるタイプの
ソファベッドもおすすめです。
ソファの素材選び
例えば、
布製のソファは
柔らかくリラックス感がある一方、
汚れやすさが気になるという
デメリットがあります。
レザーソファは
高級感があり、
耐久性も高いですが、
夏には熱がこもりやすく、
冬には冷たく感じる
そんな場合もあります。
季節に応じて
ブランケットや
カバーを使って工夫すると
快適性も変化します
ソファの配置
空間を有効活用するポイント。
リビングを広く、
開放的に見せるためには、
ソファの配置も
重要なポイントです。
スペースに応じた配置法
広いリビングでは
ソファを部屋の中央に配置し、
空間を分けることができます。
一方、
狭いリビングの場合は、
壁に沿って
L字型に配置することで、
視覚的な圧迫感を
軽減できます。
また、
窓際に配置すると、
自然光が
ソファを照らして
明るく開放的な
印象になります。
他の家具とのバランス
リビングテーブルや
キャビネットとの
バランスも重要です。
ソファの高さと
テーブルの高さを合わせると、
統一感が生まれ、
全体がすっきり見えます。
また、
フロアランプや
観葉植物を置くことで、
部屋に高さや
奥行きを出すことができます。
動線を意識する
リビングは動線を考慮して
配置することが大切です。
※動線とは人が移動する軌跡を指します
ソファやテーブルの位置は、
部屋の入り口から見て
視界が開けているように
配置することで、
部屋全体が
広く感じられます。
また、
家族やゲストが
動きやすいように、
家具と家具の間隔や
壁とドアに対する間隔
通路の確保も包括的に
設計とコディネートの連動を
いつもご提案
させていただいています。
インテリアの工夫
ソファを引き立てる装飾アイテム
ソファの周りに置く
インテリアアイテムは、
リビングの雰囲気を
高めるための
重要なポイントです。
クッションとラグで
個性を出す。
ソファに置くクッションは、
色やデザインを
工夫することで
簡単に部屋のアクセントになります。
※差し色
色季節ごとに
クッションカバーを変えると、
気分もリフレッシュできます。
また、
ラグも重要な役割を果たします。
例えば、
冬は厚手で
ふわふわした素材の
ラグを選び、
夏には通気性のよい
軽やかな素材にし
色も季節感で調整すると、
季節に応じた
快適さが得られます。
アートや写真でリビングを彩る
壁にアートや
写真を飾ることで、
リビングがより
個性的な空間になります。
お気に入りの絵画や
家族写真を飾るだけで、
リビングが自分達だけの
特別な場所に
感じられるようになります。
アートを配置する際には、
ソファの後ろや
壁の一部にまとめて飾ると、
空間に統一感が生まれます。
照明で雰囲気を演出
照明もリビングの
インテリアにおいて
大きな役割を果たします。
天井のシーリングライトだけでなく、
フロアランプや
テーブルランプを使うことで、
部屋の雰囲気を柔らかくし、
落ち着いた空間を
作り出します。
特に、
夕方から夜にかけては、
間接照明を取り入れると
リラックスできる
ムードが生まれます。
ミニマルスタイル
少ないもので豊かに暮らす
ミニマルスタイルは
シンプルな暮らしを求める場合には
ほどよい心地良さを
生み出すスタイルです。
シンプルで機能的な
デザインが求められるこの
スタイルでは、
装飾を控え、
ソファやテーブルも
シンプルなラインと
建築空間全体を
ドアやカーテン類も含めて
落ち着いた色味で
調整するのが良いかと思います。
自然素材を使ったインテリア
木材や麻などの
自然素材を取り入れることで、
温かみのある空間が
生まれやすくなります。
最近では、
サステナブルな素材を用いた
家具やインテリアも
増えています。
ヴィンテージ・リメイク
古い家具や
インテリアをリメイクして
活用する方法も
暮らしの価値観のなかに
イメージする事も
良いかと思います。
家のリノベーションとともに
家具もヴィンテージな
デザインのソファや
ランプを取り入れると、
時代を感じさせる
おしゃれな空間と
リビングの雰囲気が仕上がります。
リビングのソファやテーブル
インテリアは、
生活の質や気分に
大きな影響を与えます。
皆さんも日常的に
居心地など雰囲気の差で
気分の変化を
感じる事があるかと思います。
デザインや配置、
装飾のアイテムに
暮らしの雰囲気を意識した
デザインを考える事で、
暮らしの空間は
それぞれの価値観にあった
居心地の良い場所へと
変わります。
リビングだけに限った
話しではありませんが、
家族と過ごす時間や、
友人と楽しむひととき
そして一人になって
過ごす時間を
豊かにする事は大切な事。
自分らしいスタイルや
快適なレイアウトを
意識しつつ、
建築の空間で
過ごす時間のゆとりと癒しを
イメージできるようにと
思います。
暮らしの価値を
丁寧に考えてみませんか?。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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