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ブログ・コラム

2025.03.28

(仮称)ハーフビルトインガレージと中庭のあるシンプルモダンな家新築工事、暮らしを楽しむ場となる住まいの新築工事の着工前に大安吉日に地鎮祭にて斎行、未来の暮らしを意識する瞬間を厳かに。

カテゴリ:
(仮称)ハーフビルトインガレージと中庭のあるシンプルモダンな家

先日、厳かな地鎮祭を執り行い、

本格的な基礎工事に

着工しました。

 

奈良県生駒市上町にて建築家とつくる家、注文住宅での住まいの新築工事着工前の地鎮祭

※住まいの新築工事着工前に行う神事・地鎮祭

 

 

 

奈良県生駒市上町にて住まいの新築計画、着工前に地鎮祭を執り行いました

※住まいの新築地鎮祭

 

モダンテイストながらも

木の温もりを生かした

ビルトインガレージ付き住宅の新築。

 

(仮称)ハーフビルトインガレージと中庭のあるシンプルモダンな家。

 

日頃から大切にしている内容を

設計に含みながら。

 

地鎮祭という“はじまり”のセレモニー

地鎮祭は

いつも大切にしている

行事のひとつです。

 

新築工事を始める際、

土地の神様に

安全祈願をするこの儀式は、

日本の建築文化に

深く根付く神聖な風習。

 

今回の現場となる奈良県生駒市の郊外、

穏やかな空気の中で、

宮司が祝詞(のりと)を奏上し、

四方をお清めする「四方祓い」、

そして住まい手さんである

施主様が初めて鍬(くわ)を入れる

「穿初の儀」と続く一連の流れは、

これからこの地で暮らしていく

意志表明のように。

 

地鎮祭を行う事で

住まい手さんにも明確になる事があります。

 

現場での

家づくりのスタート地点であることを、

施主(住まい手)ご家族、

施工スタッフも含めて

その場所を実感できること。

 

特に今回は、

お子様も一緒に参列され

少し緊張しながらも

神主さんの装束や所作に

興味津々のご様子でした。

 

こうした体験は、

将来自分たちの家が

どうやって始まったのかを

思い出す大切な

時間にもなります。

 

このブログや

オフィシャルblogでも

何度か地鎮祭について

触れてきましたが、

やはりいつ見ても

心が引き締まる光景だと感じます。

 

伝統行事としての厳粛さと、

新たな暮らしへの

期待感が交錯する

特別な時間。

 

地鎮祭を通して、

ご家族の

ここに家を建てるんだ

という想いを、

改めて共有できるところにも

大きな価値があります。

 

住まいの新築工事、庭付き一戸建て住宅に着工、先ずは北側道路周辺のビルトインガレージ部分からの掘削工事、柱状改良前の位置関係を最初の段階で掘削しています

※基礎工事前の掘削作業

 

いよいよ着工で基礎工事のスタート

翌日の天候の事もあったので

地鎮祭後、

現場には重機が搬入され、

一旦基礎工事の為の位置まで

掘り返す作業が始まりました。

 

写真でもご確認いただけるように、

大地をガリガリと

掘り下げているシーンはとても印象的。

 

あまり実感として

伝わらない部部かも知れませんが

細かな工程を一つひとつ

正確に積み上げていくことで、

安心して長く住める家が完成します。

 

また、

基礎工事の現場は

住まい手さんにとって

リアルな家づくり

感じられるタイミング

ともいえます。

 

住宅付きの土地を購入して

解体工事が終わり

更地になった現場です。

 

解体後はただの更地だった場所が、

掘削によって

建物の位置関係が

うっすら見えてくると、

ここがリビングになるんだ

ガレージはこの位置なんだなと、

具体的な暮らしのイメージが

膨らんでいきます。

 

工事が進むにつれ、

日に日に“我が家”らしさが

増してくるのです。

 

白くてモダンな片流れ屋根の外観を持つハーフビルトインガレージのある家新築デザイン設計の外観イメージ図

※初期・設計デザイン提案時の外観イメージ図(ここから変更しています)

 

ビルトインガレージ付き住宅の魅力

今回の新築住宅の

大きな特徴として

挙げられるのが

ビルトインガレージ。

 

僕のもとに

ご相談に来られるお客様の中にも、

車やバイク、

アウトドア用品などが好きで

ビルトインガレージのある家を建てたいと

夢を抱かれる方が

少なくありません。

 

実際に「ホームぺージ」では、

ビルトインガレージのある家や

別棟での車庫棟のある家も

ご紹介させていただいています。

 

ビルトインガレージの魅力とは

一体どんなところに

あるのでしょうか。

 

快適性の向上・・・・・。

雨の日でも

車から玄関まで濡れずに

アクセスでき、

重い荷物の出し入れもスムーズ。

 

お子様連れ

買い物帰りにも

快適さを実感できます。

 

夜間の帰宅時も

比較的安心で

防犯カメラとの連携もしやすく、

セキュリティの高い暮らしを

実現します。

 

趣味の空間としての可能性

車の整備をしたり、

DIYコーナーを作ったり、

アウトドア用品を

整理しておけたり、

ガレージは趣味を存分に

楽しむための基地にもなります。

 

家の一部でありながら、

自分だけの秘密基地的な

ワクワク感も得られます。

 

意匠性の高さ

外観と一体となった

ガレージデザインは、

家全体のシルエットを

変化させます。

 

ボリュームにも変化が起こり、

道路側からの印象も

単独の車庫やガレージとは

また異なる印象になります。

 

ただし、

設計の段階では

注意が必要です。

 

車の大きさや道路との高低差、

車種によっては騒音

排気ガス対策、

建ぺい率や容積率などの

法規制への適合など、

検討すべき要素が

多岐にわたります。

 

デザインコンセプト

モダン×木の温もり

今回の外観イメージ図は、

ホワイトベースの

シンプルモダンなフォルムに、

木のアクセントや

灯り取りを兼ねた形状で

和を意識する遊び心を

プラスした設計になっています。

 

シンプルさと

温かみを両立させる意図は

すっきりしているのに、

どこかほっとする。

そんな佇まいを目指しています。

 

大空間で光と風を取り込みながら、

日常で触れる部分には

肌心地のよい材料を使いつつも

隠れテーマに関しても

五感で楽しむ住まいへと

仕上げていけたらと考えています。

 

地鎮祭と基礎工事がもたらす

家への愛着。

地鎮祭と

基礎工事の大切さについては、

これまでのブログでも

繰り返し触れてきました。

 

家づくりというのは、

形のない「想い」からスタートし、

まずはこの“土地”に

向き合うところから

始まるのだと、

改めて気づかされます。

 

とりわけ、

地鎮祭という

神聖な空気に身を置くと、

この場所を清め、

未来の暮らしを祝福するという

行為の意味を

深く感じるものです。

 

基礎工事も同様に、

普段は目に見えない

部分だからこそ、

家の“土台”をしっかりつくっている

安心感を得られます。

 

特に初めて家づくりを

される方にとっては、

この工程を直接

覧いただくことで

こんな風にコンクリートと

鉄筋を組み合わせて

支えているんだと理解が深まり、

完成後の愛着に

つながるのです。

 

仕上げ段階だけでなく、

こうしたコアな部分に関しても

丁寧に共有することが重要です。

 

勿論「情報」の認識と伝達

そして確認にも

「言葉や文字の意味」に関する

工夫は重要です。

 

これから新築を検討される方へ

家づくりには、

“理想”と“現実”のすり合わせが

欠かせません。

「こんなデザインにしたい」

「ビルトインガレージが欲しい」

といった夢を持つ一方で、

予算・法規・土地条件などの

制約があったり、

間取りの検討で迷ったり。

 

完成後の暮らしを想像してみる

基礎工事や

上棟が進んでいく段階になると、

ここにダイニングテーブルを

置いて

朝日を浴びよう。

 

この壁面には

お気に入りのアートを飾りたい。

 

ガレージの片隅には

工具収納を用意して

休日にメンテナンスを楽しみたい

など、

具体的な暮らしの

イメージが

膨らんできます。

 

設計者や施工チームも、

そのお話を伺うたびに

現場を昇華させる

アイデアを巡らせます。

 

ビルトインガレージがあることで、

車やバイク好きの方はもちろん、

お子様の遊具や

アウトドア用品の収納もしやすく、

趣味の幅や生活の幅が

グンと広がります。

 

例えば、

ガレージ内に作業台を設けて

DIYを楽しむことも可能ですし、

家族でキャンプやBBQに

出かける際は

道具を車のすぐ隣に

ストックしておけるので

荷造りがスムーズ。

 

暮らしと趣味の

垣根を取り払い、

日常そのものが

ワクワクしたもの

なるように。

 

“家づくり”は“未来づくり”

「やまぐち建築設計室のblog」でも

何度となく

お伝えしてきましたが、

家づくりとは

単なるハードウェアの

提供ではなく、

住まい手がこれから

過ごす時間のデザインだと

考えています。

 

子どもたちの成長、

季節の行事、

家族と友人の集まり

夫婦の時間

さまざまな瞬間が

積み重なって

“暮らし”が形作られていくからこそ、

その場所となる家には

十分な配慮と愛情を注ぎたいもの。

 

今回のプロジェクトでも、

要望だけではなくて

実情をしっかりと判断するための

アンケートでの情報確認から

ライフスタイルをじっくり伺い、

ビルトインガレージがあるからこそ、

こんな楽しみ方ができる。

 

この窓から見える景色を

最大限に活かしたい。

 

家事動線を短くして、

家族との時間を増やしたい。

 

愛犬と過ごすLDKになるように。

 

といった想いを

形にしてきました。

 

完成後、

この家にして本当によかったと

感じていただけるように・・・・・。

 

注文住宅での家づくりは

大変なことも多いですが、

それ以上に

夢と可能性が

満ちあふれたものです。

 

地鎮祭という

現場での最初の一歩を踏み出した

新築住宅が、

家という形だけではなくて

そこから生まれる未来が

よりよい「モノゴト」で

満たされるようにと思います。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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