お問合せフォーム

ブログ・コラム

2025.04.07

家事と育児を両立しながら過ごす子育て世代夫婦のための住まいの新築計画、和モダン住宅と北欧モダンのイメージを楽しみつつ家族と自分の時間を大切にする心地よい間取りと暮らし方を。

カテゴリ:
間取り・動線・家事・プラン

間取りと

暮らしのつながりを

心地よく。

 

家事と育児を両立しながら暮らしを支える環境をよりよく子育て世代からその後の成長も視野に充実した暮らし方をイメージする家造り計画

イメージ平面図と鳥観図を見ながら生活動線と暮らしの趣を打ち合わせ

 

和モダン住宅の構成で叶える、

子育て世代の

“ちょうどいい暮らし”

 

「家を建てようか」

その言葉の裏には、

数えきれない

日々の小さな

積み重ねがあります。

 

子育ての真っ最中

時間に追われながらも、

少しでも家族との

時間を大切にしたい。

 

家事と育児を両立しながら、

夫婦それぞれの

「自分の時間」も持ちたい。

 

そんな中での

「家を建てる」という選択は、

ただのマイホーム新築では

ありません。

 

それは、

家族としての暮らしを

どう築いていきたいか

という問いかけ

そのものです。

 

間取りのなかに重ねる

暮らしのプランと

リアルな生活への思い。

 

いつもそういう

シーンから

見えてくるのは

暮らしやすさとは何か。

家族のつながりを

どう育むべきか・・・。

という本質的なテーマ。

 

間取りがどのように

「子育て」や

「家族の時間」に

影響するかを

掘り下げるように。

 

ちょうどいい距離感がつくる

家族のつながり。

 

リビングは広く取りたい。

でも開放しすぎると

単調になるかもしれない。

 

広い空間もほしいけど、

床に物を置いたりして

生活感は

出したくない。

 

そんなご相談内容も

踏まえながら

“つながり”と“独立性”を

両立した間取り提案。

 

外観は建築予定地が

風致地区や歴史的風土保全区域

計画保全等の対象地

という事もあり

規制内容に沿った

瓦屋根の和風住宅となりますが、

和モダンの美意識を

持ちながら

室内空間は

ジャパンディな解釈で

心地よさを。

 

たとえば

リビングと畳の間には、

あえて視界を調整する

スクリーンの役目を持つ

格子を。

 

陰翳礼讃のように

明るさと暗がりと

空間に濃淡の意識を

デザインしながら、

開ければ

広々とした

一体感が生まれるように。

 

このゆるやかな

視界の仕切りが、

空間を良い意味で

家族の気配を感じながらも、

それぞれが

自分のことに

集中できる距離感を

生み出してくれます。

 

和モダンと北欧モダンが

程よい距離感で

融合する

ジャパンディな揺らめき。

 

素材感──床、壁、

窓越しの光、

格子などの

緩衝帯による

視界や要素の調整が

空間に落ち着きと

品を加え、

家全体に

“静かな安心感”が

生まれます。

 

子どもの「育ち」と

「暮らし」が

自然につながる設計。

 

小さな子どもがいる

家庭にとって、

家の中の“動線と導線”は

とても重要。

たとえば…

・朝の支度がスムーズにできる洗面→クローゼット動線

・キッチンから子どもの様子が見える対面型設計

・お昼寝や遊びにも使える畳スペースのある和室

 

これらはすべて、

「親の安心」と

「子どもの自立」の

バランスを考えた結果です。

 

「おもちゃはここ」

「着替えはここ」

子どもも自分で動ける工夫

 

収納の位置や使い方も、

ただ“しまう場所”

としてではなく、

暮らしを育てる仕組み

として設計。

 

リビングの収納には、

子どもの手が届く高さに

カゴを設けて、

「自分でお片付け」が

自然に身につくような

間取りの工夫も検討中。

 

教育は住まいから始まる

という言葉の通り、

子どもの成長を

空間が後押しするような

設計が理想だなと

子育て環境の中には

そんな考え方も。

 

子育て中の

夫婦に限った

話ではありませんが、

家族でいる時間

ふたりでいる時間と

ひとりでいる時間の

すべて大事だと

いつも考えています。

 

リビングもそうですが

「読書スペース」や

「ワークスペース」も

そういう考え方を

反映させています。

 

リビングの一角に、

ちょっとした

造作カウンターを設けて、

読書や趣味の

時間が取れるように。

 

一方で、

パブリックなゾーンには

専用のミニ書斎を

配置したり。

 

日中は家族で過ごす

空間であったり、

場合によっては

家事室やワークルームに

変化して

夜はちょっと

一人の時間を持つ場所に。

 

和モダンと融合する

北欧デザインの

インテリア空間と

程よい静けさの中で、

自分の時間を

静かに楽しむことが出来る

空間があるという事、

そして

家族の好みの環境あるという事が

家にいる時間を

豊かにします。

 

家事ラク動線

×

収納設計

暮らしの余白が生まれる家。

 

毎日忙しい

子育て世代だからこそ、

家事をしやすい

間取りの設計は重要です。

 

間取り提案の中には

時短と快適を

同時に叶える

動線設計も中心に考えます。

 

玄関→土間収納→パントリー→キッチン

買い物から帰ってきたあと、

そのまま荷物を持って

パントリーに直行できる

「裏動線」を確保。

 

大事なのは

家の中だけではなくて

玄関の外から続く

駐車スペースも。

 

洗濯→干す→しまうを

単純な動線で

完結するように。

 

洗面脱衣室の隣に

室内干しスペースと

ファミリークローゼットを

設けることで、

洗濯物を置く場所を

動線や導線の中に

取り入れる。

 

これだけで、

毎日の家事ストレスが

ぐっと減ります。

 

和モダンの思想が

与えてくれる「整う暮らし」。

 

和モダンって、

ちょっと敷居が高そうと

思われるかも

しれません。

 

でも、

実は和モダンの考え方を

取り入れた住宅は、

子育て世代にも

“暮らしを整える力”を

与えてくれる

スタイルにも

つながります。

・木や紙、自然素材の持つ温かみと安心感

・視線を遮る“引き算の美学”で落ち着いた空間演出

・「余白」を生かした間取りで、心にも余裕が生まれる

 

モノがあふれがちな

現代の暮らしの中で、

和モダンの空気感は

“整える習慣”を

育ててくれます。

 

“将来の変化”に

対応できる

フレキシブルな間取り。

子どもが大きくなったら?
ライフスタイルが変わったら?

そんな“未来の変化”にも

対応できるよう、

伸びしろのある設計を

意識しています。

・子ども部屋は将来的な変化も視野に

・将来のライフスタイルの変化を視野に転用可能な構成に

・収納やコンセントの位置も、柔軟に対応できるよう工夫

 

家族構成や

働き方が変わっても、

柔軟に家が

対応できるように。

 

それが

末永く暮らすことが出来る家。

 

間取りは、

家族の“生き方”を表す

設計図です。


暮らしやすさとは、

生活がスムーズに

流れることだけでは

ありません。

 

心のゆとり、

家族の会話、

子どもの成長を受け止める

柔らかさ。

他にも色々とありますが

それらが合わさって、

「心地よい暮らし」につながります。

 

子育て真っ只中の

生活環境だからこそ、

忙しさに埋もれず、

「自分たちの暮らし」を

丁寧に見つめてほしい。

 

そしてその第一歩として、

「どんな間取りがいいか」ではなく、
「どんな暮らしがしたいか」を、

まず話してみてください。

 

家という環境づくりは、

その対話から生まれる“かたち”を、

住まいの空間として

一緒につくっていきます。

 

家造りを主としている

建築家は、

家を設計しているのではなく、

そのご家族の

未来を紡いでいるのだと

考えています。

 

暮らしのつながり、

生活の流れ、

そして心の豊かさ。

 

それぞれの

「暮らしやすさ」が

重なったとき、

本当に心地よい空間が

生まれます。

 

ご自身の“暮らしのカタチ”を

探してみませんか?

資料請求や

ご相談はいつでも気軽に。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
‐‐----------------------------------------
■やまぐち建築設計室■
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/

住まいの設計、デザインのご相談は
ホームページのお問合わせから
気軽にご連絡ください
------------‐-----------------------------

BACK

ブログトップへもどる