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ブログ・コラム

2025.04.13

子育てしやすい家の間取りで後悔しないために、リビングの最適な広さと家族の成長に合わせて変化する柔軟な空間設計の工夫とは?暮らしやすさを叶える“今も未来も快適な住まい”のつくり方

カテゴリ:
育児・子育てを考えながらの住まい造り

子どもがのびのび

育ちながら

変化する子育て環境で

柔軟に生活を

楽しむことが出来る住まい。

 

幸せな家庭環境を生み出す要素となる住まいのカタチと間取りの提案、家造りを通じて子育て環境から問う暮らしをデザインする奈良県の設計事務所、建築家とつくる家

 

住んでから後悔しない

ちょうどいいリビングの広さの

考え方。

 

子育て中に考える

家づくりで「必ず悩む」

と言っても過言ではない

テーマがあります。

 

リビングの広さについての

お話です。

 

リビングって

何帖あればいいの?。

 

「15帖で足りるのか?」

「どうせなら20帖にした方がいい?」

「将来、子どもが増えるかも」

家を建てるとき、

多くの方が

最初に直面するのが

この“リビング問題”です。

 

まだ子供がいない方も

そうですが

実際に育て中の方々は

現時点でも「リアル」を

感じながら

生活をされているので

より悩みの中心に「リビング」が

存在しています。

 

でも実は、

「数字の広さ」だけで

決めてしまうのは

もったいないと考えています。

 

リビングは単に

「広い・狭い」で

判断するものではなく、

どう使うか?

どう過ごすか?

で価値が変わります。

 

成長とともに変わる、

リビングの役割。

 

赤ちゃんの頃は、

プレイマット

授乳スペース

おむつ替えコーナーなどで

リビングの一部が

育児ゾーンに。

 

2~3歳頃になると、

おもちゃが増え、

走り回って

体を動かすスペースが

必要に。

 

小学生になると、

リビング学習や

友達と遊ぶ場所としての

役割も出てきます。

 

つまりリビングは、

くつろぐ+遊ぶ+学ぶ

+一緒に過ごす。

そんな“多目的空間”へと

自然に変化していくものです。

 

子育て世代にとっての

「目安」は15~20帖

 

子育てしやすい

リビングの広さは、

一般的に15~20帖が

目安とされています。

 

例えば、

・ソファ・リビングテーブル:6帖分

・ダイニングセット(テーブル+椅子):4帖分

・子どもが遊べるスペース:3帖分

・通路・収納:2〜3帖分

これだけでも

15~16帖は必要に。

 

家族が増えたり、

在宅ワークスペースを

兼ねたりする場合は、

18~20帖が現実的です。

 

「広さ」だけじゃない。

空間設計で変わる

「体感の広さ」。

 

実は、

同じ帖数でも

間取りの工夫によって

体感の広さは

まったく違います。

 

◎縦長のLDK → 視線が奥まで抜けて開放的
◎ 対面キッチン+横長リビング → 子どもを見守りながら家事ができる
◎ 隣接した和室 → 昼寝や遊び場、将来の客間としても活用可能

また、

「おもちゃが散らかって」

という悩みには、

壁面収納・造作棚

収納付きTVボードなど、

“隠す収納”が活躍します。

 

 家族の変化に寄り添う

可変性のあるリビングを。

 

リビングは、

家族の成長や

ライフステージに合わせて、

使い方が

変化していく空間です。

 

例えば・・・・・。

赤ちゃん期:ベビーサークル

プレイマットで安全を確保。

 

幼児期:おもちゃスペースと

学びスペースを

緩やかに分ける。

 

小学生以降:学習机や

PCスペースを設置。

 

子どもが巣立った後。

夫婦のくつろぎの場に

再構成。

 

こうした変化に

対応するには、

「家具で間仕切る」

「動かせる収納を使う」など、

大幅なリフォームをせずに

空間を変えられる

工夫=可変性を持たせること

がポイントです。

 

 リビングは

「家族の時間」をつくる場所。

 

リビングは、

ただの「居室」では

ありません。

 

家族が自然と集い、

会話をし、

笑い合い、

程よい距離感で

その時期に合わせて

つながるための大切な場所。

 

だからこそ――

単に広いだけじゃなく

使いやすくて

変化に対応できて

心地よくて

そんな

今も、10年後も、

20年後も愛せる住まい

どう考えるべきなのかを

住まい手さんの

価値観を紐解きながら

をつくっていきたいと、

考えています。

 

自分達も直面した「子育て」の現実も

今だから解決できる「方法論がある」

という視点も含めて

子育て世代の

暮らしに寄り添いながら、

一緒に未来を描く家づくりを

日頃から

お手伝いしています。

 

やまぐち建築設計室は
その家に暮らす家族の過ごし方を
デザインする設計事務所です。
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奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
  建築家 山口哲央
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