ブログ・コラム
2023.05.20
(仮称)自宅時間とスモールオフィスを愉しみながら自由を満喫する家・既存住宅部分と離れ空間を接続する案分も程よく濡れても大丈夫な洗える畳で可変性を提案。
よく考えた住まいは暮しが楽しくなる
※アトリエにて住まい手さんご夫婦と内観イメージCGで共有化の打ち合わせ中
(仮称)自宅時間とスモールオフィスを愉しみながら自由を満喫する家、
住まい手さんご夫婦との打ち合わせ時間。
※増築する事で中庭のある家としての優位性と過ごし方の変化を促す間取りと空間提案
増築する事で中庭化する部分の
リビングからの眺めと雰囲気の効能
そしてそれを中継する「案分空間」を
イメージ化しているところ。
※既存のLDK空間からの眺めは南面に増築棟が出現しウッドデッキスペースは中庭化することで従来とは異なる価値で使う中間領域に・夜の時間は格子を通して灯りが情緒的に
それぞれの暮らし方のイメージから
具現化している途中ですが
間をどのように取るのか?
という根底の範囲について・・・・・。
※増築棟の一部・こう配屋根と平屋の優位性から勾配天井として骨組みを現しにして照明の陰影を愉しむ空間に
場所の優位性を意識しつつ
和のモダンな雰囲気を考えて
ある意味「予感」をさせる空間に。
※増築棟の土間空間は趣味を楽しむ場としての多様性も兼ね備えた空間に
※既存住宅と離れの接続空間は中間領域としての「案分」をデザイン・畳の間として切り替える空間でありつつ濡れても大丈夫な畳とする理由も使い方提案のデザイン
特殊な使い方もこの空間には想定しているので
多様性を持たせつつ
濡れても大丈夫な「畳の間」として
素材を含めて提案中。
旅館的要素で考えると分かりやすいかも知れませんが
自宅だけどそういう気分を味わえる場所
という意味も持ちますし
汚れても水洗いも可能という
畳の特徴も「この空間」の特徴に。
暮らし方の自由度を
この空間には盛り込んでいますよ。
洗い場となる意図も含んで。
過ごし方の自由度と可変性を
設計とデザインの感度で提案。
やまぐち建築設計室 ・ 建築家 山口哲央