ブログ・コラム
2023.05.24
構造の安全と安心をどのような観点で考えているのかも今回の法律改正で見えてくると思います、建築基準法改正(【令和4年6月17日公布】)について。
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- 設計の事・デザインの事
よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。
※国土交通省ホームページより
安全と安心という考え方の中で
耐震や強度という観点。
建築基準法改正(【令和4年6月17日公布】)について。
当たり前の事なのですが
地震や強風等様々な外力から
建築物や財産、住む人、
建物を使っている人を
安全に・・・・・。
※国土交通省ホームページより
地震や災害等が起こる度に
精度や基準は変わりますし
世の中の流れというものもあります。
太陽光や省エネ等の考えもそうですが
良し悪しは別として・・・・・。
近いところで考えると
2025年からの運用となりますが
令和4年改正の
建築基準法について。
国土交通省のホームページにも
表示されています。
https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/r4kaisei_kenchikukijunhou.html
少し専門的な内容ではあるのですが
安全基準をどのように担保するのか?
という範囲の内容
特に今回は従来から「4号建築物」と呼ばれている
皆さんにもなじみの建築物で多くあるカタチ。
これらを建てる為の手続き上の話しや制度が
大幅に変わるという内容です。
直接目にすることは少ないかと思いますが
規模や構造の種別等の範囲によりますが
4号建築物と呼ばれていた建物の建築手続きの
具体的内容の改正は
建築スケジュールや
構造の選択、
負担額等にも反映されてきます。
一度、皆さんが建築を依頼しようと思っている
工務店やハウスメーカー
建築士免許保持者である設計者や建築家等に
聞いてみてください。
元々そこまで法律の改正前から安全などに対する
配慮のある窓口とそうではない窓口で
かなり考え方とスケジュール
予算等に差があると思いますよ。
見えている事とその裏側にある事の内容を
きちんと把握したうえで
住まい造りの事を考える。
大切なことだけど
分かりにくい事かも知れません。
大切な住まい造りの事、
どのような価値観で仕事をしているのか?
そういうところが
よくわかると思います。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央