ブログ・コラム
2023.06.04
間取りと暮らしの融合をデザインする住まいの提案設計・注文住宅だからこそ考えるべき過ごし方と暮らしの家事時間を見直しつつ整理整頓する価値基準の設計。
- カテゴリ:
- 家 住まい 間取り プラン
生活と理想と現実を程よく融合した住まいは
暮しが楽しくなる。
※二世帯住宅のように暮らしのテイストを楽しく事が出来るセカンドLDKを持った住まいの提案間取り事例(2階)
※二世帯住宅のように暮らしのテイストを楽しく事が出来るセカンドLDKを持った住まいの提案間取り事例(1階)
毎日の仕事や家事を思い起こして
どんな過ごし方をしているのか?。
仕事ややるべき事に追われて
忙しい日々を送っていませんか。
家で居る時間は
少しでも煩雑な事柄をを軽減して、
家族とのコミュニケーションの時間や、
ご自身の趣味の時間、
過ごし方の価値時間を大切にしたいものです。
空間の美的な印象や好みの反映のデザイン
意識にもよりますが
注文住宅を建築する際、特に「家事動線」に
考慮した間取りを設計することで、
家事の負担や日々の過ごし方は
大きく改善されます。
日常的になんとなく過ごしながら
家事時間をとっていると思いますが
それが楽しく思える家事時間なのか
それとも嫌々行っている家事時間なのかによっても
ストレスの具合や過ごし方の充実度は
随分かわるものです。
注文住宅の間取りを決める際に考えたい
動線の種類や、
家事動線を決める際に注意したいこと。
家事動線とは、
料理や洗濯など、
家事をする人の動きを示した「線」・「軌跡」のことを指します。
家事動線を間取りの中で
スムーズな移動や
過ごし方の癖、
関連する事柄をキチンと分析して
暮らしに違和感なく染まる内容にまとめることで、
家事の効率も家事をしながら
過ごす時間も「充実度」は上がりますから、
実際の暮らしを紐解き
理想だけではなくて「生活の現実」を理解しながら
過ごし方を向上させる暮らしの知識と知恵を
間取りに落とし込む事で、
家事動線に工夫を凝らし生活の質を改善するこだわりを持つことは大切です。
生活や暮らしに対する考慮が足りないと、
日々の小さなストレスが
蓄積され心身に様々な影響を与えますから。
日常をどのように過ごし
充実した暮らしをイメージするのか?
住まい造りの際、
注文住宅だからこそ考えるべき
生活と暮らしの知識と知恵。
建築の知識と知恵だけではなくて
それらの融合が
暮らしを豊かにデザインする根底に必要だと思いますよ。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央