よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。

 

日曜の午後からは

住まい手さんご夫婦との

打ち合わせ時間。

 

※アトリエにて住まい手さんと間取り構成の整理整頓打ち合わせ

 

 

間取りの表面的な部分ではなくて

中身についての昇華を。

 

過ごす時間の事。

 

空間のイメージやデザインを含めつつ

住まい手さんにとっての「過ごしやすさ」。

固定観念は一旦排除して

フラットな状態で暮らしを整理整頓する「気づき」へのデザイン。

 

 

 

※ドアを考慮してシンプルなデザインと空間の切り方・モダンなLDK空間の方針を提案

 

 

当たり前の事柄なんですけど

見直す時間は大切。

 

ということで

前回の打ち合わせから少し時間を空けた状態で

じっくり「暮らし」と向き合っていただき

再度プランについて「どうか？」というところ。

 

前回の打ち合わせ時には

暮らしの「ルーティン」がどうなのか？

という質問をさせていただき

掘り下げる要素を整理整頓。

 

そして今回は「ルーティン」を見直したうえで

間取りの中身で住まい手さんにとっての「居場所」と「移動」

そして「行動」の3点を重点的にレクチャーを含めて。

 

朝起きて出勤までの時間を

どのように過ごしているのか？

 

帰宅してどのような時間を使って

行動しているのか？

 

普段真剣に考えて悩むところでは無いかも知れませんが

家造りでは重要な要素。

 

おさらいをしつつ「暮らしの視点」を整理整頓。

 

長く時間を掛ければよいという訳でもなく

最短で済ませればよいという訳でもなく

適切な密度での打ち合わせ。

 

次回の打ち合わせはその間取り構成の中に

間取りの中での「移動」を含んだ整理整頓。

 

暮らしの様々なシーンを

単純化しながら内容を整理整頓。

 

過ごし方を丁寧に考えた住まいは

日常を過ごす風景と空間として

上質に仕上がりますから。

 

高単価商品を使って贅沢な仕上げ空間

という意味ではなくて

勿論空間の仕上げとしての

素材選択と提案を大切にしつつ

暮らしの価値観と質感が

上質に仕上がるという意味で。

 

勿論「素材・建材・仕上げ」の選択も質も大事、

そこに対して意識しつつ

過ごし方を丁寧にデザインする時間。

 

やまぐち建築設計室　建築家　山口哲央