ブログ・コラム
2023.06.12
ポルトローナ・フラウ大阪ショールーム・レセプションにて新作家具の心地よさを味わいつつ情緒ある和とモダンの趣と遊び心のある家具セレクト。
- カテゴリ:
- インテリア デザイン 家具
よく考えた住まいは暮しが楽しくなる。
※ポルトローナ・フラウ 大阪ショールーム
※寝リビングをイメージした空間展示・ホテルライクな空間イメージ
人は見るもの触れるもの
近くにある存在で気持ちの居所も変化します。
暮らしのインテリアを丁寧に。
※ポルトローナ・フラウ 大阪ショールーム
この日はレセプションもあり
1912年創業イタリアを代表する
ラグジュアリーブランド
Poltrona Frau(ポルトローナ・フラウ)大阪ショールームへ。
フェラーリやマセラッティなどの高級車や
旅客機などの
ラグジュアリーシートをはじめ、
ディズニーコンサートホールや
イザベラ・スチュワート・ガードナーミュージアム、
ホテルや店舗の内装などを手掛ける
ポルトローナ・コレクションは
幅広い人々の支持を集めています。
そんなポルトローナ・フラウの新作先行展示を
ゆっくり味わう時間。
※寝室をイメージした空間展示・ホテルライクな空間イメージ
セールスマネージャーとも
情報交換しながら
家具そのものに包み込まれる空間で
イメージを練ったり。
和モダンの空間にも合う空間展示に
少し酔いながら、家具の質感と良さを
十分に味わう事もこの日の目的。
視界に入るものを見て感じ
心地を味わう。
そういところを建築空間の中に
どのように暮らしの味わいとして
持たせるべきか?
いつも僕は家具を間取り計画の前に考えます。
それは空間の中にソフトとハードを
両立させる必要があるから。
家具はそういった分部に
多くの効能を持っています。
※家具空間展示・リビングをイメージしたレイアウトセット
例えば、この空間展示にあるラグ「DIZZY」。
ラグの存在が空間を引き立てる
そんな要素が詰まっています。
色の効能もありますが
床と同じく色のバランスで
見え方を調整するような役目。
和の素材ではありませんが
和の情緒を引き立てるようなそんなイメージを持たせる
カラーバランス。
勿論「直線」を多用した模様が
意味を持ってモダンな和の「イメージ」を感じさせるように。
※和をモチーフにしたテーブル・組格子のデザイン・リビング空間展示
こちらの空間展示にある
COFFEE TABLES
&
SIDE TABLESの「KYOTO]もそう。
ネーミングもそうですが
意図もインスピレーションも。
シンプルながら洗練されたデザインを
得意とした
建築家 ジャンフランコ・フラッティー二によるデザイン。
※テーブル「KYOTO」
日本を訪れた際に出会った
京都の工芸士の
加工技術と美学に触発され
このテーブルのアイデアを
思い付いたそうです。
実際にショールームで
ソファに包まれ
雰囲気を眺めると
和の情緒にも至福が生まれます。
※ポルトローナ・フラウの空間に包まれながらセールスマネージャーと相談中
モダンな空間に溶け込む
和の風情を楽しむテーブルとしても
僕は最適だと思いますよ。
程よい遊び心も詰まっている
リビングテーブルはお勧めです。
和モダンの住まいと空間に
シンプルモダンの融合から生まれる心地。
住まいと暮らしの空間に
美的エッセンスのデザイン提案。
やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央