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ブログ・コラム

2023.06.16

空間と余白のデザインに家具のレイアウトを程よく融合するように、空間に対する家具の占有率で、使い勝手も居心地も随分変化します。

カテゴリ:
インテリア デザイン 家具

 

 

よく考えた住まいは暮しが楽しくなる、

インテリアと住まいの空間を丁寧に。

 

 

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※インテリアショップ・ポルトローナフラウ大阪ショールーム(家具・寝室空間展示コーナー)

 

 

 

部屋の印象と使い勝手を左右する

家具の基本的な

サイズ感を考えるように。

 

家具の空間占有率は

3割以下に抑えたいところ。

 

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※インテリアショップ・ポルトローナフラウ大阪ショールーム(家具・リビング空間展示コーナー)

 

 

ダイニングテーブルやソファには

部屋のサイズや

空間の使い方にあったサイズを選定する事が大切。

 

勿論、座り心地や使い勝手も同様に。

 

家具のサイズが空間と

キチンと融合していなければ

使いづらいだけではなくて

見た目にも圧迫感が生まれたり

心地よさが損なわれます。

 

家具の空間占有率は

先にも書いたように部屋の3割程度が

丁度よいと考えています。

 

床の見える面積がまとまって存在する事で

部屋自体の広さの認識も変わります。

 

予め、家具メーカーや家具のショールで

自分たちに丁度良いサイズ感を

体感して、家具のイメージを持ち

そのうえで間取りとの融合を叶えるように。

 

僕がいつも設計やプランの前段階で

住まい手さんを

家具ショールームや

建材・素材ショールームへ

ご案内するのにも理由があり

家具などを実際にご覧いただき

サイズ感のベースを持っていただく事が

大切だと考えているからです。

 

そのうえで家具のレイアウトをイメージして

場を立案するように。

 

部屋に対して満遍なく

家具をレイアウトするのではなく

部屋に対して床の見え方を

デザインしてレイアウトする。

 

そうすることで同じ占有率であっても

広さも認識もかわりますよ。

 

平面的な占有率ではなくて

立体的な占有率の視野を持つことで

空間に対する余裕もかわるんです。

 

つまり、

まとまった「余白」が

空間の質を左右するという事。

 

余裕をどれだけ生み出した状態で

家具の占有率を3割程度に抑えるのか?

 

家具から空間をデザインする事で

ドアや窓の計画性も

間取りと暮らしに対して質が良くなりますよ。

 

暮らし方をデザインする相性とバランスの設計を大切に。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

 

 

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