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ブログ・コラム

2023.07.07

暮らしの価値観と暮らしのカタチだけ間取りの考え方も様々、洗面をバックヤード的な位置づけで検討するのかそれとも暮らしのメインとして考えて間取りの中にレイアウトするのか?

カテゴリ:
設計の事・デザインの事

 

 

よく考えた間取りは暮しが楽しくなる、

例えばですが、

洗面脱衣室を快適空間にするためのポイント。

 

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※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールームにて・寝室の一部に洗面化粧台を設けるホテルライクな空間展示

 

 

多くの場合、

洗面室は浴室の横に配置され、

脱衣室としてや

ランドリースペースとしても利用されます。

 

狭い空間には

洗面、脱衣、洗濯、収納スペースが詰め込まれ、

顔を洗う、化粧をする、

服を脱ぐ、洗濯をする、

収納するといった

暮らしに直結した場所なのに、

実際はプラン検討の際に

意外と後まわしにされがちです。

 

しかし、

家族構成によっては

使用頻度や使うタイミングが異なり、

求める機能も人それぞれなので、

十分に検討しておかないと

ドライヤーの置き場所がない・・・・・。

 

コンセントの数が足りない

洗濯洗剤などをストックする場所が足りない

といった不自由を

多く感じることにもなりかねません。

 

そんな洗面脱衣室で

ポイントとなるのが洗面化粧台です。

 

洗面化粧台にはカウンタータイプや

洗面器一体タイプ

といったものがあります。

 

カウンタータイプは

空間に合わせて自由に選び、

組み合わせることが

得意なものです。

 

一方の洗面器一体タイプは

比較的コンパクトで、

価格が手ごろなものが多いことが魅力。

 

化粧やヘアドライヤー、

ひげそりはどこでするのか、

家族が多い場合には

朝の洗面ラッシュに対応できるのかなど、

家族の行動を客観的に

振り返ってプランを考えたいものです。

 

また脱衣室を兼ねる場合には、

バスタオルや

下着の置き場所が必要になるかもしれません。

 

さらに見落としがちなのは換気です。

 

浴室から人が出た瞬間、

お風呂の湿気は

一気に洗面脱衣室に流れ込みます。

 

ですから浴室だけでなく洗面脱衣室も、

窓や換気設備で

湿気対策をしておくことが大切です。

 

具体的な生活シーンを想像しながら

プランを検討する事で、

暮らし始めてからの

使い勝手が変わります。

 

大切なのは「どのように暮らすのか?」

という事ですから・・・・・。

 

洗面脱衣を集約する場合もあれば

個別に考えつつも

連動させない・・・・・という考え方も存在します。

 

寝室やリビングの一部に

洗面化粧台を計画する

という考え方もあります。

 

暮らしを豊かに考える間取りとして。

 

やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

 

 

 

 

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