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家づくりのポイント
住まいの収納計画 物の量を抑える
「空間」と「物」の容量的な関係性が分かったうえで、「物の量」がその「空間」とどのような「バランス関係」にあるのかという事を把握する事が必要です。
「空間に余裕」があるのかどうかを把握せずに「物」を置いているケースがあります。
ついつい物を買ったり、置いたりすることによって確実に物のキャパシティが増え、逆に容量のキャパシティは減っていきます。その関係性を理解し、「物の量を抑える」行動を取ることで、一旦は「空間の余裕」が生まれます。
既存住まいでの大掃除や引越しの際に、そのような視点で考える事で、物が溢れ出す事は避けられます。
また、物の量を把握して、必要に応じて「減らす」ことを考えることも必要です。
ただし、一気に減らすということではなく、優先順位を決めて「頻繁に使わないこの」の中からじっくりと減らしていくという意味です。いつかは使うだろうと思っていたものも、その時点で使ったことが無いものは、基本的には使わないものとして考えた方が良いです。その場合は潔く処分、または、リサイクルショップやガレージセール等を活用するのも1つの手段です。
優先順位には、「物への想い」を考慮した心理的な優先度を考慮するのも1つの判断材料になります。